サントリーホールディングス、XR事業を手掛けるTYFFON社へ出資 飲食における新体験へ

サントリーホールディングスは、最新のXR技術を用いてコンテンツ開発やエンターテインメントの企画運営を行うTYFFON INC.(本社:米デラウエア州、以下TYFFON社)に9月22日に出資した。

XRは現実世界と仮想世界を融合し、現実にはないものを知覚させる技術の総称。VR(Virtual Reality:仮想現実)やAR(Augmented Reality:拡張現実)、MR(Mixed Reality:複合現実)などを含む。

サントリーホールディングスの川崎益功常務執行役員未来事業開発部長は「サントリーグループは創業以来、お酒や飲料の提供を通じて新価値を創造することに取り組んできた。XRやメタバースなどの最新技術が日々進化する中、それらを活用し、飲食における新たな体験や価値をお客様に届けたいという思いを持っている。その実現にむけ、高いクリエイティビティと最新のXR技術を併せ持ち、独自のコンテンツを提供するTYFFON社への出資を決定した。新次元の顧客体験の提供を目指し、取り組みを推進していく」とコメント。
TYFFON社の深澤研CEOは「XR技術を用いた空間体験をより記憶に残るものにするために、これまで風、振動など視聴覚以外の感覚を取り入れ五感を総動員する体験の追求を行う中で、特に難易度の高い味覚・嗅覚にも挑戦したいと常に考えていた。今回、お酒や飲料などあらゆる分野で新価値を創造するサントリーグループと、この挑戦をご一緒できることを心から嬉しく思う。ともにXRと飲食を組み合わせた、今までにない新たな価値のある体験の創出を行っていきたい」と話している。

 

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