ジェネレーションリースリング 天王洲運河に浮かぶ船上で試飲会

35歳以下の若手醸造家団体、Generation Rieslingが5月にワイン業界関係者様を対象に試飲会と懇親パーティを行った。今回来日したのは13ワイナリー。会場が天王洲運河に浮かぶ船上スペースT-Lotusとあって、来日生産者らも普段の試飲商談会とは異なるリラックスしたムードで客を迎えた。来場者も、相手が若手という気楽さからか、試飲ブーいでは活気ある会話が交わされていた。

集まった生産者らは、伝統あるワイナリーの跡継ぎから、若手起業家までバックグラウンドもそれぞれ。ワイン造りは自国で学んだがモーゼルに恋して住みついたオーストリア人のダニエル・オスターはドイツ版ゲミシュターサッツを造る。ガイゼンハイムを卒業し、南アで赤ワインづくりを学んだヴュルツベルクのフェーリクス・ハイマートはワイナリーを買う形で2016年に創業した。最年少22歳のヘニング・マテルンは今秋からガイゼンハイムで学ぶ。リースリングにピノ・ノワール3%を予めブレンドした瓶内二次発酵のロゼゼクトが面白い。350年続くワイナリーの10代目パスカル・オーバーホーファーが携えて来た樹齢400年の古木のゲヴュルツトラミーナー・シュペートレーゼは圧巻。マーク・ヴァインライヒは4~5年使用のバリクやトノーで熟成したバフースや、ドルンフェルダーとリースリング50%ずつのオーガニックのオレンジワインを造る。

特筆すべきは9ワイナリーかスパークリングを出品していたことだ。王道のリースリングヴィンツァーゼクトから、シャンパーニュ風、プロセッコ風、クレマン風と、スタイルや品種が多様で楽しい。若い世代の自由なダイナミズムを感じさせた。(Saori Kondo)

写真:Wines of Germany本部のウルリケ・レンハルトを囲む生産者達

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