渋谷の街の真ん中に週末だけのホップアップ ベルリン・ワインバー

Wines of Germanyは日本オフィスを構えて今年で3年目。1年目はメディア、2年目は流通、3年目は消費者をメインターゲットとする活動計画の下、5月31日から6月2日に初の消費者イベントを開催した。

ドイツワインの消費者層は、現在40~50代が中心だ。ドイツワイン知らない若い世代を取り込むため、若者の街、渋谷でポップアップバーを出現させた。今年は東京とベルリンの姉妹都市提携25周年目に当たる。アートやファッションの中心地であるベルリンの、クールでカッコいいイメージを以て、ドイツのイメージアップを図る作戦だ。

ワインは1杯税込300円からという手に取りやすい金額設定。辛口や赤を知って貰うとともに、女性に親しみやすい甘口も外すことなく16種を揃えた。時折、試飲用に少量注いだプラコップを配っては、複数のタイプに接することができるよう誘導した。ベルリンの壁をイメージしたポップなイラストのバックパネルで撮影スポットを設置。「#アートもワインもドイツ」を付けてインスタグラム投稿した中から抽選でANA航空券が当たるキャンペーンも実施した。

会場は渋谷MODIのエントランススペース。SNSのみでの開催告知と大きな前宣伝はしなかったが、往来の多い公園通りに面したロケーションにカラフルな建て込みが目を引き、足を止める通行客は多かった。この商業施設のターゲットは30代〜40代ではあるが、半オープンエアの立ち飲みスペースは、1杯だけのトライアルでも許されそうな敷居の低さがあり、幅広い客層がワインを楽しんでいた。新たな層の取り込みは成功といえよう。 (Saori Kondo)

写真:渋谷MODIのエントランススペースにポップアップ

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