アルパカ、ブランド初のコンセプトレストラン「アルパカ・キッチン」を展開

6月7日から9月8日まで3か月間限定で開催される、チリワイン「サンタ・エレナ・アルパカ」とアーバン・リサーチのコラボレーション企画である「アルパカ・キッチン」に先駆けて、アルパカの輸入元であるアサヒビールがプレス向け発表会を開催した。

 

<アルパカ>

アルパカは、チリのサンタ・ヘレナ社が造るワインであり、日本で3年連続(2016年1月~2018年12月)輸入ワイン市場において売上容量NO.1を誇る、アサヒビールのデイリーワイン主力ブランドである。2012年に発売を開始して以来、右肩上がりに出荷量を伸ばし、2015年以降の出荷量は毎年100万函を超える。

アルパカの魅力は、「覚えやすいラベルで、コスパに優れていることである」、とワインマーケティング部の福北耕一部長は話す。事実、アジア最大規模のワイン審査会であるジャパン・ワイン・チャレンジ2018では、ヴァラエタル・シリーズのカベルネ・メルローが、小売価格1,000円以下部門で「最優秀ベスト・バリュー賞」と「金賞」の二冠に輝いている。

またアルパカは、スパークリング・シリーズ以外は全てがスクリューキャップ式で、ワインオープナー無しでも簡単にワインを開けて楽しめる手軽さも、魅力の一つとなっている。

<アルパカ・キッチン>

アルパカ・キッチンは、チリワイン「サンタ・エレナ・アルパカ」とアーバン・リサーチのコラボレーション企画であり、6月7日から9月8日の3か月間限定で、ブランド初の「コンセプトレストラン」が立川のTiny Garden Kitchenららぽーと立川立飛店にオープンする。

アーバン・リサーチは、衣類・雑貨などを販売するアパレル企業であるが、2017年からアサヒビールと共同で「アルパカ・キャラバン」というワインテイスティングのワークショップイベントを企画しており、この活動の延長線上に「アルパカ・キッチン」は誕生した。

アルパカのコンセプトが「ワインが日常にある、良質なライフスタイルを実現する」であり、一方のアーバン・リサーチは「今の暮らしをここちよく」をコンセプトに掲げているということで、両者は方向性が一致したという。

期間中Tiny Garden Kitchenではオリジナルメニューを用意し、ワインはアルパカ14種類全てがグラスまたはデキャンタで注文可能で、ロゼを含むヴァラエタル・シリーズとスパークリング・シリーズはグラス300円/デキャンタ600円、プレミアム・シリーズとオーガニック・シリーズはグラス350円/デキャンタ700円という価格で試飲が可能なため、気軽に飲み比べできる。

また、アルパカのワインを使用したオリジナルワインカクテル(赤・白)も一杯450円で楽しむことができ、ワインの新たな楽しみ方も提案する。

「アルパカシリーズはどんな料理にも合わせることが出来る万能なワインである」と阿部寛二郎シェフは話す。ワインと料理のペアリングを試す中で、「オリジナルミックススパイスのバターチキンカレー」×「アルパカヴァラエタル・シリーズのカルメネール」や、「コーヒーとチョコレートのオペラ」×「アルパカヴァラエタル・シリーズのカベルネ・ソーヴィニョン」など、意外な組み合わせの発見があったそうだ。

<アルパカ・キャラバン>

アルパカ・キッチンとは別に、今年も6月8日から9月1日までの期間、先述したアルパカ・キャラバンが平行開催される。

アーバン・リサーチが運営する「URBAN RESEARCH DOORS」、「URBAN RESEARCH」、「URBAN RESEARCH Store」の8店舗で順次、アルパカのオーガニック・ホワイト、カベルネ・メルロー、プレミアム・ピノ・ノワールの3種類をテイスティングする。またアサヒビールのブランド担当者が講師となり、ブランド・ストーリーを聞きながらワインの香りや味わいの変化を楽しめるため、アルパカとブドウ品種への理解を一層深めることができる内容となる。

定員は1回8~10名となり、開催スケジュールや応募方法はアーバン・リサーチ企業サイト上で掲載される。(Misato Inaoka)

 

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