スペイン収穫情報 2019年産DOバルデペニャス DO規定上限の豊作

DOバルデペニャスの2019年収穫は豊作で、およそ二か月がかりで摘み終え、DO認定の畑21,600haから1億520万kgのブドウを収穫した。単位当たり収穫量はDO規定上限の赤ワイン品種7,500kg/ha、白ワイン品種が8,000kg/haだった。

収穫期間中は9月初めに少し雨が降ったがその後は乾燥した晴天が続き、2,300軒を超える栽培農家が健全で上質なブドウを収穫した。ブドウの出処とトレーサビリティを保証するために、DOバルデペニャスは2017年ヴィンテージから、栽培家がブドウ畑のパーセル毎に収穫量を報告することを義務付けている。

全収穫量のうち白品種(モスカテル・デ・グラノ・メヌド、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、マカベオ、ベルデホ、アイレン)は3,460万kg、赤品種(テンプラニーリョ、プティ・ヴェルド、ガルナッチャ、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー)が7,050万kgだった。

DOバルデペニャスに認定されている10市町村の中でもバルデペニャス市の収穫量が全体の53%を占めており、残りはDOに認定されているモラル・デ・カラトラバ、アランブラなど9か村で生産されたもの。

2019年の降水量は324.90mmで、その6割近くが4月に集中して降っている。この雨と冬の雨が地中に貯えられていたので、ブドウ樹は6月以降の干ばつにも耐えることができた。今年は9月初めに雨があり、これが結果として豊作をもたらしたと言えそうだ。

 

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