コノスル 日本上陸25周年 スマイルとともにチリワイン界をリード ウルトラ・プレミアム・ピノ・ノワール「オシオ」

「家系図もない、埃の積もった古酒もない、あるのは品質の高いワインだけ」。これをモットーに掲げ高品質ワインを生み続けるコノスル社が、昨年日本上陸25周年を迎えた。

 

ブルゴーニュ グランクリュとのブラインド

日本上陸25周年を迎えたコノスルから、チーフワインメーカーのマティアス・リオスが来日し、記念イベントが開催され、チリのウルトラ・プレミアム・ピノ・ノワールとして知られる「オシオ」の新ヴィンテージ「2016年」を披露した。

25年取り扱うスマイルの菅宣雄 取締役常務執行役員は「日本で定着したのは、コノスルが伝統や歴史にとらわれず品質のみを追求してきた結果だろう。特に、ブドウの力を引き出すことを得意とするマティアスの貢献が大きい」と挨拶した。

「オシオ」初ヴィンテージの2003年からコノスルに参画し「コノスルの遺伝子を受け継ぐ」マティアスは、「オシオ2016」について「冷涼な年で、繊細でエレガントに仕上がった。チリから世界クラスのピノ・ノワールが造られていることを伝えていきたい」と話した。また、同じ2016年のブルゴーニュ、シャルム・シャンベルタン グランクリュとのブラインドでの比較試飲も実施され、参加したプレスの多くが「オシオ」を支持し、その品質の高さが改めて浮き彫りにされた。

 

ピノ・ノワールへのこだわり

「オシオ」はチリ№1ピノ・ノワールを目指して、ブルゴーニュの名門「ドメーヌ・ジャック・プリュール」のマルタン・プリュールの協力を得て造られた限定生産品で、伝統産地とニューワールドの個性が融合し、類稀なる個性を持った逸品だ。

冷涼なカサブランカ・ヴァレーの中でも、朝霧がよく発生しゆっくりとしたブドウの成熟を促す「エル・トリアングロ」畑のブドウを85%使用している。コノスルが1999年にピノ・ノワール・プロジェクトを始めるにあたり、チリ全土を巡って最適な土地を追い求め見つけた区画のひとつで、粘土の混じった砂質土壌。15%はチリで最も新しいアペラシオンのひとつ、サンアントニオ・ヴァレーのブドウで、ポマール・クローンをメインに使用している。冷たいフンボルト海流が流れる太平洋に近く、冷涼な海風の影響を受ける。涼しい海風と強い日差しは、ソーヴィニヨン・ブランやシャルドネなどの白用品種、ピノ・ノワールやシラーなどの赤用品種の栽培に適している。

マティアスによると「生産はすべて手作業」だという。「デリケートなピノ・ノワールを扱うにはそれが最適な方法だから。手摘みで収穫し、冷蔵コンテナでワイナリーまで輸送。選果は2度行う。コールド・マセレーションで果皮に含まれるフェノール化合物を抽出し、香りと色の成分を引き出す。発酵槽はブルゴーニュで伝統的に使われているオープントップタンクを使用。発酵中にはスタッフがタンクに入り、畑に起きたことを感じながらやさしく足踏みでピジャージュを行う。

発酵後のワインは重力によって自然に樽の中に注ぎ込まれる。樽は80%がフレンチオークの新樽で、20%がフードルの新樽を使い、9か月間500ℓ樽で最初の熟成を行う。その後、コノスルの醸造チームとマルタン・プリュールがバレルテイスティングを行い、選び抜かれた樽のみ14か月の熟成期間を経て『オシオ』としてリリースする。選定から漏れた樽はセカンド的位置づけの『20バレル・リミテッド・エディション ピノ・ノワール』としてリリースされる」。(M. Kitayama)

輸入元:株式会社スマイル

 

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