- 2016-3-2
- Wines, フランス France, ブルゴーニュ Bourgogne
アリゴテの有力生産家がパリの1つ星レストラン「クリマ」でジャーナリスト向けの試飲会を開いた。
アリゴテは東欧起源の白品種グエ・ブランとピノ・ノワールの交雑によって17 世紀にできた品種と言われる。フィロキセラ禍までブルゴーニュの主要品種として栽培されており、コルトン・シャルルマーニュやモンラッシェにも植えられていた。しかしシャルドネにとって代わられ、いまではブルゴーニュの葡萄作付面積28,800ha のうちアリゴテの作付面積は全体の約6%、1,800ha にとどまっている。
AOC 創設時からブルゴーニュ・アリゴテの表示は認められてきたが、多くはシャルドネとブレンド(上限15%)してブルゴーニュ白として販売するか、クレマンの原料に使われてきた。また、瓶詰めアリゴテの多くは地元でカシス風味アペリティフのキールの材料として消費されてきた。
しかし、ここ10 年来、アリゴテの価値が見直されている。きっかけはドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの共同オーナーでコート・シャロネーズのブズロン村に住むオベール・ド・ヴィレーヌ氏が中心となって1997 年にアリゴテ100%のAOCブズロンが創設されたことだ。
(中略)
試飲した中で以下の8 本が印象に残った。(T. Matsuura)
詳細につきましては、「ウォンズ」本誌「2月号」P.60〜61をご覧下さい。WANDS本誌の購入&購読はこちらから http://wandsmagazine.jp/subscribe/
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