カーニヴォ CARNIVOR/スタイリッシュに進化、 肉専用黒ワイン

カーニヴォ CARNIVOR

取材・文 近藤さをり

 熟成肉ブームを背景に2014年に登場して以来、肉専用黒ワインとして、肉好きの人々に愛され続けて来たカーニヴォ。ラベルの真ん中を肉食獣が爪で引っ掻いたようなインパクトのあるデザインはそのままに、昨年パッケージをリニューアル。高級感をアップグレードした。

 限りなく深い色調の超濃厚フルボディを謳っているが、その魅力はパワフルさだけではない。あらゆる肉の旨さを引き立てる柔軟性を持つ。その秘密のひとつは、ワインメーカーの技術。通常より5°C程度高い温度で発酵しタンニンやエキス分の抽出を高める。発酵途中に一度果汁を取り出し、皮と種子のみ発酵した後に果汁を戻すことで、糖分・酸・タンニン量を増やす。飲み飽きしない味の完成だ。そして決定的なのが、ブドウのクオリティ。原料ブドウの産地はローダイ。カーニヴォの生産者、E. & J.ガロワイナリーの本拠地があるインランド・ヴァレーズが誇る高品質・高コスパの産地だ。ジンファンデルの聖地と呼ばれているが、夜の冷え込みにより酸も程よく保たれる気候は、高品質なカベルネ・ソーヴィニヨンをも生む。地元ならではの栽培農家との信頼関係に基づく調達力により優良ブドウが集まり、この味わいが実現した。

 マッチョなカベルネ・ソーヴィニヨンは、赤身肉や熟成肉に。分厚く切った肉汁したたるステーキで肉食の醍醐味を堪能するのに最適。まろやかな飲み口のジンファンデルは、甘みを利かせた肉料理に。照焼ハンバーグやすき焼き、黒酢の酢豚、あるいはスペアリブやBBQと幅広く対応。懐の深いワインだ。

重厚でバワフルな「カベルネ・ソーヴィニヨン2019」(左)。濃密でジューシーな「ジンファンデル2019」。それぞれのペアリングを追求するのも、肉を愛するからこその愉しみだ。

 

問い合わせ
サントリー 0120-139-380
https://www.suntory.co.jp/wine/special/carnivor/

続きは、WANDS 7-8月号
【特集】カリフォルニア ローダイ/新トレンド 多様な世界のスピリッツ/アルゼンチンワインの”今”を探る
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