シャルル ・エドシック  エリーズ・ロスフェルトが新シェフ・ド・カーヴに就任

シャルル・エドシックのシェフ・ド・カーヴ交代のアナウンスが行われた。 詳細は以下の通り。

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2023年3月1日ランスのシャンパーニュ・メゾンのひとつ、シャルル・エドシックがシリル・ブランの後任として、エリーズ・ロスフェルトを新たにシェフ・ド・カーヴに迎えたことを発表しました。

 2015年4月、シリル・ブランはティエリー・ロゼの後を継ぎ、シャルル・エドシックのシェフ・ド・カーヴに就任しました。7年間、偉大なシェフ・ド・カーヴたちが築いてきた歴史を礎に、メゾンの現代史にいくつもの輝かしいページを書き加えてきました。彼のワイン造りの指揮のもと、メゾンは力強く成長し続け、世界中で認められるブランドに成長しました。彼の最も大きな功績は、2022年に、偉大な復活劇を遂げたメゾンの象徴的なキュヴェであるシャンパン・チャーリーを復活させたことでしょう。

今回の退任について、シリル・ブランはこう語っています。「多くの人がそうであったように、コロナとロックダウンの期間が、過去と将来のキャリアについて考える機会を与えました。魂を揺さぶる機会でした。そして、30年間、流通業界、そして、シャンパーニュ・メゾンに身を置いた後、私は新しい冒険に出るときが来たのだと思いました。シャルル・エドシックは明確な方針を打ち出し、チームの結束は強固で、ワインのスタイルとアイデンティティは変わらずユニークで世界から高い評価を受けています。私は、このメゾンとフランス国内外のチームに対する計り知れない尊敬の念を抱きながら、多くの特別な思い出を胸に、ここを去ることにします。私は、エリーズにシャルル・スタイルとセラーの鍵を引き継ぐことを嬉しく思っています。彼女が大きな成功を収め、私自身が経験したのと同じくらいエキサイティングな時間を過ごすことを祈っています。」

「シリルは、そのキャリアを通じて、私たちのチームや販売店、そして世界中の顧客やジャーナリストの友人たちからとても好かれ、信頼を築いてきました。彼は、シャルル・エドシックの長い歴史に1つの章を刻みました。彼のメゾンへの貢献、献身、そして人々を明るく笑顔にする才能に対して感謝をしています。彼の今後の成功を祈っています。」CEOであるステファン・ルルーは、このように述べました。

 

アグロパリテックの農業工学出身であり、ブドウ・ワイン科学の修士号と国家認定醸造士の資格を持つ36歳のエリーズ・ロスフェルトは、過去10年間、モエ・エ・シャンドンのさまざまなポジションで働き、経験を積みました。最初はワイン・コミュニケーション、その後モエ・エ・シャンドンの醸造責任者として、モエ・エ・シャンドン、メルシエ、ルイナール、ドン・ペリニヨンのシェフ・ド・カーヴと仕事をするようになりました。収穫から出荷まで、シャンパーニュの生産工程における重要な各ステップにおいて、ワインの最終的な品質を守るエキスパートとして、その専門技術と知識を高めていきました。

また、ラングドック地方のシャトー・ド・ランガランで、6世代に渡る家族経営ならではの伝統的なワイン造りも学び、マヨルカ島(ドメーヌ・モルティックス)、サン・ジュリアン(シャトー・ベイシュヴェル)、オーストラリア(ドメーヌ・ドミニク・ポルテ)での収穫に参加し、ワイン造りの経験を積みました。

3人の幼い子供を持つ母でもあるエリーズは、テニス、スキー、ウィンドサーフィンなどのスポーツの熱烈なファンでもあります。こういった彼女の才能は、メゾンのダイナミズムにさらなるアドバンテージをもたらすことでしょう。

「私は、前任者たちの創造性と厳格さに大きな敬意を抱いており、メゾンのスタイルの継続に首尾一貫して貢献したいと考えています。この素晴らしいメゾンの運命を共に切り開くために、情熱的なチームと共に働き、謙虚さと熱意をもって取り組みます。」と、エリーズ・ロスフェルトはその決意を表明しています。

シリルとエリーズは、ワインプロダクションチームとともに、シャルル・スタイルの継承と永続性を保持していくため協力し合います。エリーズは、2023年3月1日に正式にシェフ・ド・カーヴに就任。今後のアッサンブラージュにおいてもシャルル・スタイルを守り、メゾンのユニークな個性を保証してくれるでしょう。

輸入元:日本リカー

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