シルヴィオ・デンツ氏のボルドーワイン

シャトー・ペビ・フォジェールとシャトー・フォジェールは前のオーナーの時代からかなり固いワインで、特にペビ・フォジェールは新樽100%で長期熟成していたため極めて厳めしくエレガントさに欠ける面があった。しかし2014 年産は樽が上手く溶け込み、果実味が出ていて心地よかった。また、シャトー・ロシェロンはクラシックな作りだがバランスがよく、味わいに持続性があり大変好感がもてるワインだ。

 

新たに取得したソーテルヌのシャトー・ラフォーリー・ペラゲは2014 年産から、ボルドー大学醸造学部教授でバルサックのシャトー・ドワジー・デーンヌを初め5 シャトーを所有するドゥニ・デュブルデュー氏をコンサルタントに迎え、伝統的な甘口ワインと共に辛口ワインの生産も始めた。これは、世界的に甘口ワインの需要が薄れる中でバルサックの辛口白ワインの可能性を追求しようというもので、ドメーヌ・シュヴァリエのオリヴィエ・ベルナール氏がソーテルヌで始めた辛口白ワイン、クロ・デ・リュンヌと共にその行方が注目されている。(T. Matsuura)

つづく/これ以降の内容(ソーテルヌ、バルサックの最新事情など)につきましては、「ウォンズ」本誌「6月号」のP.59「世界の動き」をご覧下さい。WANDS本誌の購読はこちらから

固定ページ:
1

2

関連記事

ページ上部へ戻る