国分グループ本社は南アフリカを代表するKWV社のプレミアムワイン「KWVカセドラル・セラー ピノタージュ」と「同トリプティック」を7月23日から発売した。
KWVは世界100か国以上に商品を輸出している、南アフリカ最大のワイン、ブランデー等の生産者。創業105年超の同国のリーディングカンパニーで、国分グループが60年以上にわたって取り扱っている。
同社の敷地内には1930年に大聖堂を模して建築された「カセドラル・セラー」と呼ばれる貯蔵施設があり、元々はワインの樽熟成に使用していたが現在は多目的室として使用。特に選りすぐりのブドウから造られるワインに、この「カセドラル・セラー」の名称をつけている。
「KWVカセドラル・セラー ピノタージュ」は、KWV初代栽培責任者のペロード教授がピノ・ノワールとサンソー(エルミタージュ)を交配し1925年に誕生した南アフリカ独自のブドウ品種「ピノタージュ」を使用。ピノ・ノワールの優雅で溢れんばかりの果実味、サンソーのたくましさを兼ね備えている、カシス、ブラックチェリー、プラム、フルーツケーキのニュアンスがあり、甘い果実味とよく溶け込んだオークのバランスが味わいの濃縮感を生み、絹のような滑らかなタンニンがジューシーでまろやかな余韻をもたらす。
容量750㎖、希望小売2,510円(税別)。
「同トリプティック」は、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーズ、マルベック、プティ・ヴェルド、プティ・シラーを使用(品種や構成比はヴィンテージごとに異なる)。プラム、チェリー、ホワイトペッパーの香りに赤系果実とオークのアロマも感じられる。口当たりはビロードのようなタンニンと、まろやかで長く心地よいフィニッシュの赤ワイン。「トリプティック」は日本語で「三連祭壇画(3枚のパネルからなる教会の祭壇飾り)」のことで、ブドウ畑、ワインメーカー、セラーが一体となって調和したワインを完成させていることを意味している。
容量750㎖、希望小売2,510円。
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