サントリーの新提案、香りで選ぶワイン「コルンピオ」が好評

「ワインに興味はあるが、知識がないため選べない」。こうした消費者の声に応えるべく、サントリーが今年9月に投入した新ワインブランド「コルンピオ」。従来のワインの選び方とは一線を画し、「シトラス」「ピーチ」「ベリー」「モカ」という4種類の分かりやすい香りを前面に打ち出した同商品は、とくにワイン初心者層から「選びやすい」との評価を得ている。

商品名の“Columpio(コルンピオ)”はスペイン語で「ブランコ」を意味し、ブランコに乗った時のような高揚感を感じる身近なワインを目指す、同社の狙いが込められた。発売に先立ち実施した消費者調査では、「ワインの専門用語が分かりにくい」「店頭で選ぶ際に戸惑う」との声が多く寄せられていた。これを受け同社は、消費者が直感的に理解できる「香り」という切り口を採用。製品開発段階から、香りの表現方法にこだわったという。

商品開発では、創業150年を誇るチリの「サンタ カロリーナ社」と協働。白ワインでは、夜間収穫により果実の香りを保った「ソーヴィニヨン・ブラン」を「シトラス」に、熟度の高いぶどうを使用した「シャルドネ」を「ピーチ」に採用。赤ワインは、軽やかな後味が特徴の「カベルネ・ソーヴィニヨン メルロ」を「ベリー」に、カカオを連想させる香りを持つ「カルメネール」を「モカ」に投入した。いずれも日本人になじみのある香りと味わいに仕上げている。

各750mlと375mlの2サイズで展開される同シリーズは、全国の店頭(酒類取扱店、スーパー、ドラッグストア等)やECサイトで販売されている。
「コルンピオ」ホームページ
https://www.suntory.co.jp/wine/special/santacarolina/columpio/

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