スロヴェニア・ブルダのワイン生産者団体「BRDA – Home of Rebula」、FOODEX 2026でセミナーを開催

「BRDA – Home of Rebula」は、スロヴェニアのゴリシュカ・ブルダとイタリアのコッリオにまたがる生産者13社による共同プロジェクトだ。土着品種レブラの旗手たちが、FOODEX JAPAN 2026の会期中にセミナーイベントを実施する。3月10日(火)・11日(水)の午前11時〜11時30分、東京ビッグサイト南3ホールのFOODEXワイン/日本酒ステージにて開催。

レブラ(Rebula)は、スロヴェニアのゴリシュカ・ブルダ地方で数世紀にわたり栽培されてきた白ブドウ品種。イタリア側ではリボッラ・ジャッラ(Ribolla Gialla)として知られ、国境をまたいで両国の生産者がこの品種を核にワイン造りを行っている。

ブルダのテロワールを語るうえで欠かせないのが、「オポカ(Opoka)」と呼ばれる泥灰岩質の土壌だ。海洋性堆積物に由来するこの土壌は排水性が極めて高く、ブドウの根は水を求めて10m以上の深さにまで伸びる。この「格闘」が、ブルダのワインに特有の塩味を伴うミネラル感と、凝縮した果実味をもたらしている。

レブラは晩熟の品種で、シャルドネやピノ・ノワールより1週間から10日ほど遅れて成熟する。皮が厚く酸度が高いため、温暖化が進む気候下でもバランスを保ちやすい。スパークリングワインのベースとしても優れ、長期熟成のポテンシャルも備える。近年は欧州のミシュラン星付きレストランでも採用が広がり、美食の現場で新たな価値として評価されている。

ブルダ地方は、旧ユーゴスラビア時代には農家がブドウを協同組合に提供することを義務づけられるなど、政治的制約のもとにあった。独立後、品質重視のワイン造りへと転換が進み、現在は約320の農家が参加する協同組合「クレット・ブルダ」を筆頭に、テロワールの分類を推進したパイオニアである「マリアン・シムチッチ」、有機栽培に取り組む家族経営の「フェルディナンド」など、個性豊かな造り手が揃う。

「BRDA – Home of Rebula」のステージイベントは、3月10日(火)・11日(水)の午前11時〜11時30分、東京ビッグサイト南3ホールのFOODEXワイン/日本酒ステージにて開催。ブルダのブースでは試飲も予定されている。

ステージイベント申し込みページ:

スロヴェニア・ゴリシュカ・ブルダの最新事情については、現地取材にもとづくレポートをWANDS 2026年1-2月号に掲載しています。オポカ土壌のテロワールや注目生産者の動向など、詳しくはこちらから。

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