アルマン・ド・ブリニャックがADB JAPANを設立し、ブラン・ド・ノワールも販売開始

高級レンジのシャンパーニュとして知られるアルマン・ド・ブリニャックは、アメリカのラッパーで歌手ビヨンセの夫としても知られるジェイ・Zが2014年よりオーナーとなった。醸造は、今まで通りしニー・レ・ローズのキャティアの特別室で行われるが、体制が変更された。

日本での販売については、ADB JAPANを設立し、静岡より西はADB WESTとしてスマイルツリーリカーアンドフードが、東日本はADB EASTとしてノルレェイク・インターナショナルが特約店となった。

銘柄はゴールド(3品種のブレンド)、ロゼ、ブラン・ド・ブランの3種類だったが、今秋よりブラン・ド・ノワールとドゥミ・セック(ドザージュ34g/l)も加わった。特に前評判のよい前者は、今年は全世界で2,333本のみリリースされる。

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右の光沢のあるボトルがブラン・ド・ブランで左のマットなタイプがブラン・ド・ノワール

ブラン・ド・ノワールは、100%ピノ・ノワールで、2008、2009、2010年のブレンドで、2011年にティラージュ。2008年と2009年はステンレスとコンクリートのタンクで保管しておいたもの。ドザージュは9g/lで、12か月間フレンチオークで熟成させたリザーヴワインを使っている。

「このキュヴェのために、モンターニュ・ド・ランスのヴェルズィ、ヴェルズネイなどの栽培家と新たに契約を結んだ」と、2014年よりCEOを務めるセバスティアン・ベッソンは説明した。

日本は世界5指に入る市場で、その販売先の90%は業務店だという。

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