<2017年12月号 目次>

特集 オーストラリアワイン……………..……………………………………………… 222

日本市場動向 豪州ワイン好調、スティル7.6%増、スパークリング33.1%増..2

ワイン愛好家への無償サービスペンフォールズリコルキング・クリニック……..4

グランドテイスティング2017 ……………………………………………………………………5

豪州ワイン産業をけん引する南オーストラリア州ワイン試飲セミナー…………..7

冷涼地アデレイド・ヒルズの5つ星ワイナリーサイドウッド………………………….8

豊かな果実味と飲みやすさワイン選びの楽しさを追求するローズマウント….10

レポート オーストラリアワイン再考  ヴィクトリア州と南オーストラリア州にみる独自の進化、広がる選択肢………………………………………………….12〜22

 

丘、川、人が織りなす 自由で多彩なコート・ド・ボルドー ………………….29〜 36

 

チリ生まれ潮風のピノ・ノワール……………………………………………………….39〜46

 

モエ・エ・シャンドングラン・ヴィンテージ2009 ─────────── 24

伝統の味わいが現代のおいしさにボデガス・ボルサオ ──────────26

インタビュー カンパリグループアンドレア・ネリ氏────────── 55

 

WANDS street───────────────────────── 57〜74

世界の動き ………………………………………………………………………………………….. 47

Statistics  ─────────────────────────── 49〜54

 

<今月の表紙>

世の中には様々な「愛好家」がいる。今回ボルドーで耳にしたのはシャトーの愛好家。しかもその熱が高じて、中世に由来する歴史的建造物のシャトーを購入した強者だ。カディヤックのシャトー・ランゴワランは、ドメーヌとシャトーのオーナーが別々で、シャトーは現在、その愛好家が個人で所有し、維持しているそうだ。映画の撮影にも使われたという古の趣を保つシャトー、そしてブドウ畑と麓を流れるガロンヌ川。わびさびをも感じるこの佇まいは、すっかりリノヴェーションされないからこそ、シャトーへの敬意や慈しみを感じる。コートのワインも、「丘」や「川」といった自然と同様、関わる「人」が重要だ。決してエゴではなく、その地に敬意を払い、維持継承しつつ価値を高めようと愛おしむ「人」あってこそ、なのだ。 (文:井上智子、写真提供:Côtes de Bordeaux Eric Tabusteau)

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