「シャサーニュ=モンラッシェ 9ドメーヌ来日メーカーズディナー」2月3日ホテルオークラ京都で開催!

来年2026年の2月3日といえば、節分! です。その日に、京都で豪華なワインのメーカーズディナーが開催されると発表されました。なんと、ブルゴーニュのシャサーニュ・モンラッシェから9つのドメーヌが一挙に来日するというのです。なんと盛り沢山なことでしょうか。しかも調べてみると、どれも輸入元のラック・コーポレーションで完売しているワインばかり! バック・ヴィンテージもあるではありませんか。生産者が日本のファンの方々とシェアしたいと考えて選んだ、超貴重な蔵出しワインが楽しめます!

ちなみに2月6日に東京でも開催されるのですが(そのワインリストは文末にて)、ここでは京都会場で供されるワインについて簡単にご紹介します。どちらでも、9生産者なので白赤含めて合計9アイテムがサービスされます。

 

<ピエール・イヴ・コラン・モレ>

1- Saint-Aubin 1er Cru Hommage à Marguerite Blanc 2021 

©g.gleize ピエール・イヴ・コランさん。

サントーバンの名手マルク・コランの長男ピエール・イヴが、シャサーニュの名手ジャン・マルク・モレの娘カロリーヌと結婚し独立。2001年からマイクロネゴスを始め、2005年からこのドメーヌを開始した。ドメーヌを始めて数年でジャンシス・ロビンソンMWにコシュ・デュリと並び評され一気に注目を浴び、今でもそのピュアな果実と透明感、そして鉱物的でタイトなスタイルには定評がある。

ブドウが十分に成熟するようになったため、バトナージュは行わない。使用する樽も228ℓではなく少し大きめの350ℓ。2007年以降はコルクを蝋封する。これらにより酸化のリスクを最小限にとどめているという。

このサントーバン プルミエクリュ オマージュ・ア・マルグリットは、2016年に他界した祖母のマルグリットへのオマージュ。同年に霜の被害で収穫量が少なかったため、いくつかのプルミエクリュをブレンドしたことに始まった銘柄。「レ・コンブ」の厚みあるボディ、「ペリエール」のミネラル感、「クレット」のエキゾチックフルーツ風味が見事なハーモニーを醸し出している。

サントーバンの地図はこちらからご覧になれます。

 

<ジョゼフ・コラン>

 2-Saint-Aubin 1er Cru La Chatenière 2018 

ジョセフ・コランさん。

サントーバンの名手マルク・コランの次男ジョゼフ・コラン、つまりピエール・イヴの弟が、2017年に独立して立ち上げたのがこのドメーヌ。

このサントーバン プルミエクリュ シャトニエールは、平均樹齢45年以上の古木で、土壌は石灰質が大変豊か。急斜面の畑のため土壌の侵食を防ぐために手作業で草刈りを行っている。バイオダイナミック農法の手法も取り入れ、栽培や醸造においても月齢カレンダーを目安にしているようだ。熟成には500〜600ℓの樽を用いている。

兄のピエール・イヴ同様に、果実のピュアさ、フィネス、テンション、や活力を大切にしており、バトナージュや清澄・濾過は行わない。また、醸造中には亜硫酸を添加しない方針。

サントーバンの地図はこちらからご覧になれます。

 

<ブリュノ・コラン>

 3-Puligny-Montrachet 1er Cru La Truffière 2020 

ブリュノ・コランさん(左)と、共に来日する息子のガブリエルさん(右)。

シャサーニュ・モンラッシェ有数の生産者、ミシェル・コラン・ドレジェのミシェル・コラン(ミシェルは、マルク・コランの従兄弟)の次男ブリュノ・コランが父の引退を機に2003年に独立して立ち上げたドメーヌ。2つ後に出てくるフィリップ・コランの弟。シャサーニュ・モンラッシェ中心に所有する自社畑は8.5ha。オーガニック栽培に転換中。

基本的な醸造方法は父や兄と同様のようだが、ブリュノによるワインは兄フィリップのミネラル豊かなワインと比べると果実味に富んでいるという。発酵はステンレスタンクで、熟成は2015年の収穫から350ℓの樽にて(赤も2019年より同様)行う。どのワインも樽熟成は12か月行い、その後オリ引きしてステンレスタンクへ移し6か月置いてから瓶詰めしている。

このピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ ラ・トリュフィエールは、かつてトリュフが採られていた場所であることに由来する命名。ピュリニーの中でも標高が高く、極めてミネラル感が強くテンションを伴うワインが生まれる畑。

ピュリニー・モンラッシェの地図はこちらからご覧になれます。

 

<シモン・コラン>

4- Chassagne-Montrachet 1er Cru Maltroie Blanc 2022 

©Antoine Martel シモン・コランさん。

次のシャサーニュ・モンラッシェのフィリップ・コランの息子、シモン・コランが独立して始めたドメーヌで、2021年が初ヴィンテージ。つまり、ブリュノ・コランの甥っ子で、ミシェル・コランの孫ということになる。2014年から2017年にはシャサーニュ・モンラッシェと南アフリカで父と共に働き、2017年から2019年ではピュリニー・モンラッシェのソゼでブノワ・リフォーのもとで修行。自社畑は約9haを父から譲り受けた。そのうち6haがシャサーニュ・モンラッシェとピュリニー・モンラッシェにある。栽培は、バイオダイナミックにインスピレーションを受けたオーガニック農法。

シャサーニュの注目若手生産シモン・コランは、果実味がありしなやかで、若くても飲みやすく熟成も可能なピュアなスタイルを目指している。そのため、栽培と選果を重要視しているのだ。赤ワインにおいてもあまり抽出せず煎じるようにし、新樽比率も低く抑えているという。

シャサーニュ・モンラッシェの地図はこちらからご覧になれます。

 

<フィリップ・コラン>

5- Chassagne-Montrachet 1er Cru En Remilly 2020 

左がフィリップ・コランさん。

シャサーニュ・モンラッシェ有数の生産者、ミシェル・コランの長男フィリップ・コランが2003年に独立して立ち上げたドメーヌ。つまり、ブリュノ・コランの兄のドメーヌ。ひとつ前のシモン・コランの父で、2021年に息子に自社畑の大半を譲ったが一部は継続して生産。南アフリカの「トピアリー・ワインズ」(2005年創設のワイナリーで、2014年からフィリップ・コランが運営。もちろんシャルドネも生産している)にも注力している。

シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ アン・レミリーは、グラン・クリュのシュヴァリエ・モンラッシェに隣接する真南向きの畑。

シャサーニュ・モンラッシェの地図はこちらからご覧になれます。

 

<ギィ・アミオ・エ・フィス>

 6-Chassagne-Montrachet 1er Cru Les Vergers Magnum 2013 

ファブリス・アミオさん。

シャサーニュ・モンラッシェの名手のひとつギィ・アミオ・エ・フィスは1910年代からの老舗で、3代目のギィの息子ティエリーとファブリスが継承。今回の来日は弟のファブリス・アミオ。シャサーニュ・モンラッシェにこのレ・ヴェルジェはじめ数多くのプルミエ・クリュを所有するだけでなく、グラン・クリュのモンラッシェとピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ ドゥモワゼルにも畑を持つ。12ha所有 29のキュヴェを造るがシャサーニュが中心。

このドメーヌは、ブドウの収穫が比較的遅く豊かな味わいなのが特徴。

このシャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ レ・ヴェルジェは、東向き斜面の中腹に位置し、すぐ上方のショーメよりも肉付きがよく、ミネラルや酸は穏やかに感じられる。平均樹齢70年の古木。

シャサーニュ・モンラッシェの地図はこちらからご覧になれます。

 

<マルク・コラン>

7- Santenay Vieilles Vignes Rouge 2022 

ダミアン・コランさん。

マルク・コランはサントーバンで最も偉大なドメーヌのひとつ。1970年にマルク・コランが立ち上げ、自社畑を約19haにまで拡大。グラン・クリュのモンラッシェ、バタール・モンラッシェ、コルトン・シャルルマーニュをはじめ、シャサーニュ・モンラッシェやピュリニー・モンラッシェ、サントネイにも所有している。2000年代前半に次世代の兄弟姉妹4人が継承し、今では三男のダミアンが当主となった。つまり、最初の白ワインのピエール・イヴ・コラン・モレのピエール・イヴ、2番目の白ワインのジョゼフ・コランはこのダミアンの兄。現在の自社畑は12ha。

このサントネイ ヴィエイユ・ヴィーニュは、1910年植樹、つまり樹齢110年超の古木を用いている。

サントネイの地図はこちらからご覧になれます。

 

<ヴァンサン・エ・ソフィー・モレ>

8- Santenay 1er Cru Les Gravières Rouge 2022 

ヴァンサン・モレさん。

シャサーニュ・モンラッシェの銘醸家ベルナール・モレの引退を機に、長男のヴァンサンが妻でサントネイのメナジェ・ベラン家の娘ソフィーと共に立ち上げたドメーヌが、ヴァンサン・エ・ソフィー・モレ。シャサーニュ・モンラッシェとサントネイを中心に、合計20haほどの自社畑を所有している。

造りは父ベルナールに学び、白ワインは小樽で発酵させ新樽率は40%と高めで10か月と短めの熟成期間にバトナージュも行い、豊かで力強いスタイル。赤ワインは全房発酵し、50%新樽にて14か月熟成させる、果実味が豊かでタンニンをも包み込むような仕上がり。

ちなみにヴァンサン・モレの息子のマキシムも、すでに家業に参画しているという。

ヴァンサン・モレは2022年について、「特に白ワインの出来が良く、リッチでフレッシュさも兼ね備えています。赤はとても良い色合いで、アロマテックな上にストラクチャーもしっかりし、アルコール度数も十分で素晴らしいワインになりました」と語っている。

サントネイの地図はこちらからご覧になれます。

 

<カロリーヌ・モレ>

9- Chassagne-Montrachet 1er Cru Les Champs Gain Rouge 2018 

©g.gleize カロリーヌ・モレさん。

シャサーニュ・モンラッシェの名手ジャン・マルク・モレの娘カロリーヌが自ら立ち上げたドメーヌ。カロリーヌは、最初の白ワインのピエール・イヴ・コランの妻で共同経営者でもある。このドメーヌは、父ジャン・マルク・モレから引き継いだ畑により、2014年が初ヴィンテージ。ピエール・イヴ・コラン・モレのワインも、カロリーヌ・モレのワインも、2014年に新設した醸造所にて2人で協力しながら醸造しているという。

カロリーヌ・モレもピエール・イヴ・コランと同様に、白ワインは特に早期酸化を避けるためさまざまな手立てが取られており、ピュアでミネラル感が大切にされている。

カロリーヌとピエール・イヴの息子、マキシムさんも共に来日予定。

シャサーニュ・モンラッシェ村のほぼ中央に位置するプルミエ・クリュ レ・シャン・ガンから赤・白共に造っている。

シャサーニュ・モンラッシェの地図はこちらからご覧になれます。

 

 

 

ディナーの詳細・お申し込みはこちらから。

*ご参考*東京で開催される2/6金曜日に供される予定のワインリスト

Simon Colin Chassagne-Montrachet 1er Cru Vergers Blanc 2021

Caroline Morey Chassagne-Montrachet 1er Cru Les Champs Gain 2020

Pierre-Yves Colin Morey Chassagne-Montrachet 1er Cru Abbaye de Morgeot 2020

Vincent et Sophie Morey Chassagne-Montrachet 1er Cru Morgeot Blanc 2020

Marc Colin et Fils Chassagne-Montrachet 1er Cru En Cailleret 2018

Philippe Colin Chevalier-Montrachet Grand Cru 2017

Bruno Colin Maranges 1er Cru La Fussière 2020

Joseph Colin Chassagne-Montrachet Vieilles Vignes Rouge 2022

Guy Amiot et Fils Chassagne-Montrachet 1er Cru Clos St-Jean Rouge Magnum 2015

(Text by Y. Nagoshi)

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