ペルノ・リカール・ジャパンはブレンデッドスコッチウイスキー「シーバスリーガル18年ミズナラカスクフィニッシュ」を1月14日から発売した。日本国内市場限定。
発売日には記者発表会を東京・千代田区の赤坂プリンスクラシックハウスで開催。ブランドの“顔”を務める宮藤官九郎さんが出席し、ブレンディングディレクターのサンディー・ヒスロップ氏とのトークショーなどを行った。
「シーバスリーガル18年ミズナラカスクフィニッシュ」は、「シーバスリーガル」のブレンダーたちが、18年以上熟成された膨大な原酒のストックの中からそれぞれの個性や熟成度合いを利き分け、優れた品質のモルトウイスキーとグレーンウイスキーを選び出し、それぞれの特徴を最大限活かしながら絶妙なバランスでブレンド。さらに、日本の熟練の樽職人が確かな技術でつくる希少なミズナラ樽でフィニッシュすることで、「シーバスリーガル」が持つブルーティでエレガントな味わいに、クリーミーさとほのかなスパイス香が加わる。
パッケージデザインでは、ブランド史上初となる漢字表記で“水楢”と記し、和柄を正面ラベルの基調模様に採用するなど、スコットランドと日本のクラフトマンシップの融合を表現したデザインとなっている。
アルコール分43%、700ml、オープン価格(参考小売1万円、税別)。
発表会でペルノ・リカール・ジャパンのノジェム・フアド社長は「2013年に発売した『ミズナラ12年』の成功を受けて『18年ミズナラカスクフィニッシュ』を新たに発売できることを誇りに思う。日本から樽をスコットランドに送り、特別な18年ブレンドをスコットランドで樽に詰めてようやく完成する」と話し、ミズナラ樽を製造した有明産業都農工場の様子などをムービーで紹介した。
サンディー・ヒスロップ氏は「ミズナラは水分を多く含み扱いづらいもので、その樽を日本からスコットランドに送ってウイスキーを熟成させ、再び日本に送るというのは大変なリスク。しかしいったん味わうと、苦労のかいがあったと言っていただけると思う」と話した。テイスティングでは「香りはリッチでスイート、ハニーやトフィー、熟した赤りんごの香りや、少々花のようなフローラルさも感じられる。味わいは、ダークチョコレート、杏の乗ったジンジャービスケット、少しシナモンの風味もある。フィニッシュは長く続き、甘美でスパイス香のある余韻」とコメントした。
ゴールドシグネチャー・アワード授賞式も同日開催
「シーバスリーガル」が雑誌GOETHE(ゲーテ)が、ビジネスを通して社会に貢献した人物を顕彰する「シーバスリーガル ゴールドシグネチャー・アワード2020 presented by GOETHE」の授賞式も同日に開催した。今年は「UUUM」の鎌田和樹社長CEO、「アカツキ」の塩田元規CEO、「GEN Japan」の齋藤由佳子社長が受賞。特別審査員を務めた作詞家の秋元康氏、幻冬舎の見城徹社長らとトークセッションを行った。
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