ポートワイン・エッセンシャル講座

↑東京初のワークショップにはワイン専門家28名が参加。試験を経て全員にディプロマ (修了証) が授与された↑

2010年に設立されたヴィンテージ・ポート・アカデミー(VPA)が、ポートワイン・エッセンシャル講座を初めて開催。28名のワイン専門家が集まり、講義、テイスティング、試験が行われた。

 

ヴィンテージ・ポート(VP)は全ポートの2%以下

17世紀後半から酒精強化ワインのポートはイギリスを中心に楽しまれていたが、まだガラス瓶で貯蔵することはされていなかった。18世紀初頭には「オニオンボトル」と呼ばれるガラス瓶が登場し、カラフェとして何回も使うもの、横に向けて寝かせることはできなかったからだ。18世紀中盤になり「マレスボトル」という形から、さらに「円筒型」になり、コルクを打って横に寝かせられるようになった。そしてVPは世界で初めてガラス瓶で熟成されたお酒となった。

VPは非常に希少価値の高いワインだ。それぞれの生産者が所有する畑の最高品質のブドウから、最高のヴィンテージにしか造られない。過去10年のポートの全販売量のうちVPはたった2%以下という。V Pを造る時には「宣言式」が行われる。平均すると10年にわずか3回の割合だそうだ。

VPAは、「クロフト」「ダウズ」「フォンセカ」「グラハムズ」「テイラーズ」「ワレ」の伝統的かつ家族経営の6社がメンバー。そのうち「ダウズ」「グラハムズ」「ワレ」を傘下に置くシミントン・ファミリー・エステーツ社のマッカ氏と、「テイラー」「フォンセカ」「クロフト」で有名なフラゲート・パートナーシップ社のヒース氏が来日し、それぞれのワインを説明した。

VPA代表のユアン・マッカイ氏(左)とニコラス・ヒース氏が来日。

Tasting
Taylor’s Late Bottled Vintage Port (LBV) 2014

Warre’s Otima 10 years Old Tawny

Taylor’s 20 years old

Graham’s 1994 Single Harvest

Fonseca Vintage Port 2016

Dow’s Vintage Port 1985

(Rie Matsuki)

 

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