おいしさ×糖質50%オフの新提案、サントリーRTD「グリーンハーフ」

サントリースピリッツはRTD新ブランド「GREEN1/2(グリーンハーフ)」<レモン><グレープフルーツ>を9月28日から発売する。RTDはこれまで無かった“糖質50%オフ”で新たな選択肢を提案し、高まる“健康ニーズ”に応える。
「グリーンハーフ」は人工甘味料を使わず、糖質50%オフ(同社チューハイ平均値比)を実現。やさしい口当たりと飲み飽きない軽やかな味わいが特徴。パッケージは完全体の色合いや手描きの果実のイラストで、中味の特徴と、明るく気持ちよい開放的な世界観を実現した。
<レモン><グレープフルーツ>ともアルコール分5%。350㎖缶、希望小売141円(税別)。500㎖缶、191円。品目はリキュール(発泡性)①。
 RTD・LS事業部RTD部長の高橋みどり氏は開発背景ついて「コロナ禍での生活のなかで健康意識の高まりがあり、とりわけ日常的な健康意識に変化がみられる」という。
健康意識を階層化した場合、毎日筋トレと栄養管理を欠かさない“ストイック層”、習慣的な運動とバランスよい食事を心がける“日常的意識層”の人数にあまり変化が無い一方、「ラーメンを食べたら黒烏龍茶を飲む」といった我慢せずに都合よくバランス調整する“なんとなく意識層”に、“意識無し”層が流入して人数前比108%、構成比33%の3,200万人(インテージSCI Profiler data 2020-2021)に拡大している。
「なんとなく健康を意識している層の多くを占める“お酒飲用頻度高めな30~40代男女”が求めるのは糖質オフ・おいしさ・楽しさの三つのニーズ。機能系ビール類のラインナップには糖質オフ、ゼロの選択肢が多数存在するが、RTDハイボール缶では糖質ゼロだけでオフのブランドが不在で、おいしさと機能価値(糖質オフ)を兼ね備えた新ブランドが必要と考えた」(高橋氏)。
 そこで開発した「グリーンハーフ」は、飲み始めには果汁と浸漬酒を使用したなめらかな果実感があり、続いてサントリー独自の原料酒を複数ブレンドした柔らかな味わいの満足感、後口は人工甘味料不使用で後に残らず飲み飽きない軽やかさを実現。糖質50%オフながら満足感のある中味になっている。
「発売時にはTVCM2,400GRPを投入、連動ツールで店頭を盛り上げる。発売時のトライアル獲得に向けてはサンプリングとweb施策を投入。2021年販売計画は100万ケース(250㎖換算)」(高橋氏)。

WANDSメルマガ登録

関連記事

ページ上部へ戻る