ジョエル・ロブションが最後に愛したシャンパーニュ 「シャンパーニュ・ラリエ ジョエル・ロブション」

美食家を唸らせた故ジョエル・ロブション氏は、世界一ミシュランの星を持つフレンチの巨匠としても知られている。そのロブション氏は、いくつかお気に入りのワインがあったという。子息のルイ・ロブション氏が経営するルイRは、シャンパーニュをはじめとするジョエル・ロブション・オリジナルワインを世界に先駆けて日本で先行発売を開始した。

まずは「シャンパーニュ・ラリエ ジョエル・ロブション」。ラベルデザインは、「シャトーレストラン ジョエル・ロブション」の内装も手がけたデザイナー、GLAMOROUS co,,ltd.の森田恭通氏。ルイ・ロブション氏とも親交の厚い歌手の河村隆一氏がアンバサダーに就任し、オリジナル楽曲を提供する予定だ。

 

ルイRの代表を務める、ジョエル・ロブション氏の子息ルイ・ロブション氏。

シャンパーニュ・ラリエは、モンテーニュ・ド・ランス南部のグラン・クリュ、アイ村に拠点を置く。オーナーで醸造家のフランシス・トリボー氏も美食家で、ロブションの料理に合うシャンパーニュを造りたいと快諾。このシリーズには、自社畑の中から選りすぐった区画のブドウだけを使用している。よって、ラリエが通常リリースしているRシリーズとは別のキュヴェということだ。

また、ブリュット ノン・ヴィンテージ、ブランド・ブラン グラン・クリュNV、グラン・ロゼ グラン・クリュNV、ミレジム2012のうち、ミレジム2012だけは生産量が少なかったため日本限定品。残りの3アイテムは各国のジョエル・ロブション各店でもサービスされる。

「派手ではなく、率直で素直で綺麗なシャンパーニュ で、ロブションの哲学とも合致する。シンプルイズベストという点でも共鳴する造り手だ」と、ルイ・ロブション氏。

 

ブリュット ノン・ヴィンテージ

試飲したのはマグナムボトルでベースワインは2014年(750mlは2016年ベース)。シャルドネ40%、ピノ・ノワール60%。トースティーな香りが広がるゆったりとした味わい。

ブランド・ブラン グラン・クリュNV

試飲したのはマグナムボトルでベースワインは2014年(750mlは2016年ベース)。ピノ・ノワールで有名なアイ村のシャルドネ100%。白い花や柑橘が香る、しなやかで上品、そしてソフトな味わい。優しい。

グラン・ロゼ グラン・クリュNV

試飲したのはマグナムボトルでベースワインは2014年(750mlは2016年ベース)。アイ村のピノ・ノワール65%、コート・デ・ブランのシャルドネ35%。色もベリー系の香りも、味わいも繊細で、綺麗なテクスチャー。

ミレジム2012

ピノ・ノワール55%、シャルドネ45%。トーストやナッツ、マーマレードのような柑橘類の豊かな香り。厚みがありふくよかで、酸やミネラル感も豊か。

 

いずれも、デリケイトでシルキーなテクスチャーが共通点として感じられた。

 

2021年のうちに、約20種類のワインが「ジョエル・ロブション・セレクション」として展開される予定。国内では、「シャトーレストラン ジョエル・ロブション」はじめ各店舗で提供される他、オンラインでは京橋ワイン、紀ノ国屋などの店舗でも発売される。

(Y. Nagoshi)

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