「現代の名工」に バーテンダー・上野秀嗣氏、ソムリエ・佐藤陽一氏ら150人

 厚生労働省は11月5日、令和3年度の「卓越した技能者(通称「現代の名工」)」に選んだ150人を発表した。表彰式は8日に都内で行う。

 「飲食物調理及び接客サービスの職業」では、バーテンダー・上野秀嗣氏(東京・HIGH FIVE)ソムリエ・佐藤陽一氏(東京・マクシヴァン)ら7人。

 上野氏は、日本の伝統的技術を会得し、独自の卓越した技能へと昇華している。材料を短時間で混ぜ合わせ空気を含ませ柔らかく滑らかな味わいに仕上げるシェークと、氷に負荷をかけず調合するステアの技術に優れている。世界最大のスピリッツフェスティバル「テイルズ・オブ・カクテル」において、世界で最も優れたバーテンダーが賞される「バーテンダー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。世界30カ国以上でイベントに招聘され講演や指導を行い、日本独自の技術・バー文化を世界に向け発信し続けていることが評価された。
 佐藤氏は、ソムリエの専門知識・サービス技能に優れ、第4回全日本最優秀ソムリエコンクール優勝など数々の入賞実績を持つ実力者である。現在は日本ソムリエ協会の理事。技術研究部に属し、事業の企画・運営に主力として携わり、業界への貢献と後進の育成に尽力する。生業ではオーナーソムリエとして幅広い世代へ日々ワインの普及、飲食業界の振興に寄与している日本を代表するトップソムリエとして活躍している、と評された。

 また、「食料品製造等の職業等」では酒類業関係者から、清酒製造工・照井丸實氏(宮城・一ノ蔵金龍蔵)、焼ちゅう製造工・大牟禮良行氏(鹿児島・大海酒造)が選ばれている。

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