アイディーテンジャパン、日本酒缶「KURAONE」で国内外の需要促進へ

地域産品の販売や情報発信を手掛けるid10(アイディーテン)ジャパンは1月末から、蔵元と協働し日本酒の180㎖缶のオリジナルブランド「KURA ONE」のサブスクリプション販売を始めた。同社ECで受注し、世界100カ国に直販する。

商品は、国内外品評会で受賞歴のある各蔵元の純米酒(既存品)を、同社独自の180㎖缶に詰め替えたもので、21銘柄を揃えた。
米の種類の違いなど日本酒を楽しむストーリーを提案する「STORY定期コース」(各月3~4缶セット、3,600円)、全21銘柄と限定デザイン品2種を詰め合わせた「特別版」(23,000円)など複数コースを設定。5言語で楽しみ方を紹介する冊子を添付し、参加蔵元の紹介動画も配信する。
現地の酒販店や料飲店とパートナー契約を締結して、海外展開も計画している。

缶への充填は今のところ山形県の蔵元に委託しているが、数年以内に充填工場を開設して内製化する方針。

澤田且成社長は「国内外の日本酒を『飲みたい人』『売りたい人』が抱える課題を、180㎖缶とデジタルツール、独自の販売手法で解決する。日本酒を世界のアルコールブランドに押し上げ、酒蔵が稼げる商材としての日本酒プラットフォームを作る」と話している。

 

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