ラベル一新の「フィリポナ」がリリースしたPN100%単一畑シャンパーニュ

16代目の当主シャルル・フィリポナ氏

16代目の当主シャルル・フィリポナ氏

「Le Leon 2006」(2 万5000 円)は特級アイ村の単一畑「ル・レオン」のピノを使ったブラン・ド・ノワール。

「キュヴェ1522」に60%使われているピノもこの畑の葡萄から。

「アイ村は石灰分を多く含み、ミネラルが豊富。そして胡椒などのスパイシー感が強いのが特徴。2006年はすべてのキュヴェが軽くおとなしめで、白胡椒のニュアンス。しかし、2000 年や2003のように暑い年には、唐辛子様のピリッとした風味が強くなる」。

 

フィリポナではこの単一畑シリーズの一環として、クロ・デ・ゴワセの一区画の葡萄だけを使ったブラン・ド・ノワール「Les Cintres 2006」も造っているが、これは来年リリースされる予定だ。

 

この日、試飲に供されたもう一つの新製品が「Coteaux Champenois Mareil Rouge 2012」(1万円)。

この赤ワインはクロ・デ・ゴワセに近いマルイユ・シュル・アイ村の2つの畑の葡萄を使い、除梗した茎を5%ほどフリーラン果汁に戻し、5~6日かけて低温マセレーションした後に3分の1をセニエ。8日間の醸し発酵後に、1500リットル容量のフードルで2年間かけて熟成を行うといった手間をかけている。

明るい輝きをもった色調、ブルーベリーやチェリーなどの豊かな果実の香り、滑らかなタンニンと円みをもった酸、エレガントなピノ・ノワールだ。

 

フィリポナでは80年代以降、すべての製品のバックラベルにデゴルジュマンの日付けとドザージュの量を表示しているが、1年前からメインラベルを“よりシンプルな”デザインに統一するようになった。 (M.Yoshino)

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