- 2023-4-26
- Spirits, Whiskey & Spirits
ウイスキー市場は順調に推移している。
今年は日本のウイスキー造り100年をはじめ、
各社のさまざまな周年事業が重なり、市場を一層盛り上げている。
安定成長を見越して増産体制も整いつつあり、
輸入ウイスキーも順調で、飲用層は広く深く広がっている。
取材・文 北山雅哉
概況 勢いを増すウイスキー
市場は V 字回復、業務用の回復が追い風 価格改定の影響懸念あるも成長持続か
国産ウイスキーのこれまでの流れを見ると、戦後の復興から高度経済成長の期間にはステータスシンボルの酒として、20年以上にわたり拡大を続けてきた。ピークは83年で、以降は経済成長の鈍化と、円高や関税引き下げ・酒税改定・級別廃止によるプレミアム価値の崩壊などにより、今度は25年に渡る低迷期を迎える。この時の経験が、今次の原酒不足の際に増産への決断を鈍らせたといわれるほどの、苦難の時期であった(続きは本誌に掲載)
続きは、WANDS 4月特別号
【特集】日本のワイン市場を読む2022/2023
【特集】新世紀 ニッポンのウイスキー
をご覧ください。
ウォンズのご購読・ご購入はこちらから
紙版とあわせてデジタル版もどうぞご利用ください。
最近のコメント