越後薬草、東京・表参道に「CRAFT GIN STAND」出店、9月まで1杯無料で提供

クラフトジンを製造販売する越後薬草(新潟県上越市)は、アンテナショップ「越後薬草蒸留所 CRAFT GIN STAND」を7月8日、東京・表参道にオープンした。
 オープンを記念して、LINE決済管理システム「サブスクライン」で無料会員登録を行うことで、9月30日までの約3カ月間、ジントニック、ジンソーダ、ノンアルコールジントニックのいずれか1杯を無料で提供する。

越後薬草は1976年の創業以来、新潟県上越市で野草和漢(ハーブ)を原材料に、“健康”をテーマに酵素飲料や健康食品を製造。発酵工程で年間数十トンのアルコールが副産物として生成され、従来は小型蒸溜器を使って気化させてきた。

このアルコールを越後薬草らしい形で商品化できないかと検討の末、2020年2月からクラフトジン「YASO GIN」として発売した。
野草を中心に80種類の原材料から造られるベーススピリッツと、20種類のボタニカルの、100種の素材によるクラフトジンは注目を集め、このほど「THE HARBALIST YASO GIN ORANGE」が東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2023で金賞受賞及びジャパニーズジンの部門最高賞「ベスト・オブ・ザ・ベスト」を受賞。また、ニガヨモギを主体とした「YASO Absinthe Prototype03」がインターナショナル・ワイン&スピリッツコンペティション2022で国内初の金賞を受賞した。

2022年10月には蒸留所を新設。製造能力は以前の10倍の年5万本~10万本程度に増強している。

 東京・表参道への出店について塚田和志代表取締役は「野草を中心に80種類の原材料からなるベーススピリッツと20種類のボタニカルで、かなりグリーンノートが感じられるとともにフルーティで、森林浴のイメージがあります。酔うためのお酒ではなく、癒しの飲むアロマとしてお楽しみいただきたいとの思いで商品づくりを行っている。より幅広く多くの方に楽しんでもらおうと、日本の発信の中心である東京、また若者やインバウンドも視野に入れて、トレンドの中心である表参道に出店した」と話した。

期間中は1日あたり400杯の提供を見込む。10月以降は1杯800円で提供予定。また、これから酒販免許を取得し、「THE HARBALIST YASO GIN 」(Abv45%、700㎖、6,380円)やリキュールなどの販売も予定している。

越後薬草サイト https://echigoyakuso.co.jp

YASOオフィシャルサイト https://yaso80gin.jp/

 

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