Japan Wine Competition(日本ワインコンクール)審査結果発表、金賞ワインは28点

日本ワインコンクール実行委員会は7月28日、「Japan Wine Competition(日本ワインコンクール)2023」審査結果を発表した。今年で19回目。
21道府県の過去最多となる123ワイナリーから709点(前回108ワイナリー、706点)が出品され、80ワイナリー283点が各賞を受賞した。
金賞受賞ワイン28点は次のとおり。
「欧州系品種赤」=ソラリス ラ・クロワ2019(マンズワイン)▽シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルローシグナチャー2018(メルシャン)▽ソラリス 東山メルロー2018(マンズワイン)▽エステートゴイチ シラー 2021」(林農園)▽グランポレール安曇野池田シラー2018(サッポロビール)▽シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー2018(メルシャン)▽ソラリス 千曲川 カベルネ・ソーヴィニヨン2018(マンズワイン)。

「欧州系品種白」=久住シャルドネCatwalk Nightharvest2021(久住ワイナリー)▽Aroma Chardonnay from Takayama Village2022(トレボー)▽ソラリス千曲川シャルドネ2022(マンズワイン)▽久住シャルドネCatwalk2021(久住ワイナリー)▽シャトー・メルシャン 北信右岸シャルドネ リヴァリス2020(メルシャン)▽ソラリス千曲川ソーヴィニヨン・ブラン2022(マンズワイン)▽鶴沼ケルナー2021(北海道ワイン)▽おたるゲヴュルツトラミネール2019(北海道ワイン)。

「国内改良等品種赤」=サントリーフロムファーム 塩尻マスカット・ベーリーA 2019(サントリー)。

「甲州」=甲州ドライ(シャトー酒折ワイナリー)▽大久保1.5 2022(勝沼醸造)▽シャンモリ柑橘香 勝沼甲州2022(盛田甲州ワイナリー)▽シャトーマルス穂坂甲州樽発酵2022(本坊酒造マルス山梨ワイナリー)▽シャトーソウリュウ日川渓谷 甲州樽発酵2022(蒼龍葡萄酒)▽ロリアン甲州樽発酵(白百合醸造)。

 「北米系等品種白」=TOMOE デラウェア2022(広島三次ワイナリー)▽ナイヤガラやや甘口(天橋立ワイン)。

「極甘口」=北島ヴィンヤード ノーブルロット ケルナー2019(北海道ワイン)▽アイススウィートスチューベン2018(大浦葡萄酒)。

「スパークリングワイン」=サントリーフロムファーム津軽シャルドネ&ピノ・ノワールスパークリング2020グリーンエティケット(サントリー)▽飛鳥スパークリングシャルドネ2020」(飛鳥ワイン)。

 

 審査委員長の恩田匠氏(山梨県産業技術センターワイン技術部部長)は「高い品質を備えたワインが多く、審査員を悩ませた」と講評。
また今年の審査会の特徴として、①過去最多の123ワイナリーがエントリー=「日本国内にワインメーカーが増加していること、そしてこのコンクールが多くのワイナリーの目標となっていることを反映している」、②北米系等品種白で初の金賞受賞=「デラウェアとナイヤガラの2つの品種が初の金賞。様々なブドウ品種のワインの品質向上の現れと考えている」。
③大阪と京都で初の金賞受賞=「これまで金賞受賞の無かった関西圏の大阪と京都で初受賞。全国的なワインの品質向上を反映したもの」、④4年ぶりに外国人審査員招聘=「日本ワインの品質の高さを評価する声が挙がっていた」――といった傾向を紹介した。

 

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