シャンパーニュで9月2日から収穫開始

シャンパーニュ委員会が、2023年の収穫が9月2日から始まったと以下のように発表した。

ちょうど8月25日に来日していたシャンパーニュの生産者も、「来週収穫が始まりそうだから、滞在は短期間にとどめてすぐに帰国する」と言っていた。また、健全な状態で良き収穫になりそうだということ、また房がとても大きいとも語っていた。

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 エペルネ – 2023年9月4日 – シャンパーニュ地方の収穫が9月2日に始まった。成熟期の厳しい天候にもかかわらず、高品質の収穫が期待されている。 

最も早熟なセクターでは収穫が始まったばかりだが、大半のブドウ畑では数日中に収穫が始まる予定だ。34,000ヘクタールのアペラシオンの収穫はすべて手作業で行われ、10万人から12万人が参加し、2週間から3週間続く。 

年初から7月末までは、霜も雹もほとんど降らず、べと病やうどんこ病も発生せず、特に穏やかなワイン生産シーズンだった。唯一の懸念材料は、特に乾燥した冬の後の土壌の水分不足だった。 

8月の天候はより混沌としており、高温で異常なほど湿度が高く、ボトリティスの発生を助長した。幸いなことに、この気候は「平均220グラム以上という、シャンパーニュ地方ではかつてないほどブドウの房の重さに恵まれた」と、ヴィニュロン組合会長兼シャンパーニュ委員会共同会長のマクシム・トゥバールは説明する。「この大きくてたっぷりとした房のおかげで、完璧な健康状態のものだけを選ぶことができる」と加える。 

「シャンパーニュの人々は、最高品質のブドウを収穫するために、収穫ルートを編成する」と、メゾン会長兼シャンパーニュ委員会共同会長のダヴィッド・シャティヨンは話し、「今年の作柄は最良のブドウだけを選んだとしても、全生産者にとって11,400kg/haの収量を達成するのは難しいことではない」と付け加えた。 

2023年9月4日 エペルネ 

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