
オーストリアワインの質の高さはこの業界にいる人なら誰もが知るところ。しかしながら、オーストリアワインを積極的に選ぶポイントは何か……と問われると言葉に詰まる。さまざまなワインのプロモーションに携わる別府岳則氏によると、それはずばり「オーストリアらしさ」。そこで別府氏に6品種・各3本のワインを選んでいただき、ソムリエの近藤佑哉氏を交え、オーストリアらしさを探るテイスティングに臨んだ。
構成・写真 柳忠之
名越康子(以下、名):オーストリアらしさを探るに当たり、まず最初に検証するのはこの国を代表するブドウ品種のグリューナー・ヴェルトリーナーです。
別府岳則(以下、別):オーストリアらしい個性をもつ白品種として、やはりグリューナー・ヴェルトリーナーははずせませんね。ところで名越さん、近藤さん、グリューナー・ヴェルトリーナーにはどのようなイメージをお持ちですか?
近藤佑哉(以下、近):やはりロタンドンですかね。
名:比較的ニュートラルで塩レモンのようなうま味があり、食中酒として重宝するイメージです(続きは本誌をご覧ください)。

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