ウィル・ハーラン氏を迎え単一畑ワイン「ボンド」2011年ヴィンテージを利く

一方、2011 年ヴィンテージについて、ドンは、「2011 年は、収穫量は少なかった。ナパの2011 年は挑戦の年であり、葡萄の開花期にあたる6月初旬が雨、また、葡萄の成育期も雨がちだった。しかし、ボンドではこうした年でもより精緻な葡萄栽培とワイン醸造を行った。この年のワインはとてもフレッシュな味わいをもっている」と語る。

 

メルバリー、ヴァシーナ、セント・エデン、クエラ、ブルリバスともに、通常はそれぞれ500 ~ 600 ケース。しかし2011 年の生産量はそれより遙かに少なかった。

 

ボンドでは昨年、新しい栽培農家2、3 軒と新たな契約を結んだ。今後、ボンドのブランドで新しいアイテムが誕生する可能性について、「もしかしたら、10 年後ぐらいには実現するかも知れない」とウィルは言う。また、白ワインの可能性についても「造るとすればソーヴィニヨン・ブラン。しかし世界的に良い白があるし、今後もナパにフォーカスし続ける以上、あえてボンドで白を造る必要はない」と断言する。ハーラン家2 代目の視点はすでに定まっているようだ。(M.Yoshino)

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