【特集】オーガニックワイン2022

環境や人への配慮が必然となり、サステイナブル、オーガニック、バイオダイナミックによるワインのシェアは年々伸長している。輸入元各社へのアンケートをもとに、日本市場での現状を探ってみることにした。そして、このカテゴリーに入る「ナチュラルワイン」もワイン市場における関心事のひとつだ。捉え方が多様な「ナチュラル」についても、専門家へのインタビューを交え考察した。

取材・文 名越康子

 

調査
今後も伸長市場として期待されるオーガニックワイン

ワイン消費が踊り場に来ている中、オーガニックワインへの関心は高まりさらに成長すると考えられている。そこで輸入元各社へアンケートを送り、現状調査を試みた。協力いただいた30数社のご担当者の方々へ、この誌面をもって感謝を申し上げたい。

現在の取り扱い比率と販売数量
2021年のワイン全体の販売量に占めるバイオダイナミックワイン(グラフ1)、オーガニックワイン(グラフ2)、サステイナブルワイン(グラフ3)、ヴィーガンワイン(グラフ4)の割合と、販売量の前年比を聞いた(横軸は会社数)。いずれも割合は一桁台が多いものの、前年以上に売り上げている会社が多かった。
また、年間で5,000ケース以上販売しているブランドについて、オーガニック(バイオダイナミック含む)とサステイナブルについて、その販売数量もまとめた。

続きは、WANDS 9月号
【特集】オーガニックワイン2022 さらなる旨さを求めて こだわりのビールで活性化へ
をご覧ください。
ウォンズのご購読・ご購入はこちらから
紙版とあわせてデジタル版もどうぞご利用ください。

WANDSメルマガ登録

関連記事

ページ上部へ戻る