詳細の公開に踏み切った ローラン・ペリエのグラン シエクル

↑ 左からシェフ・ド・カーヴのミシェル・フォコネ↑
会長のアレクサンドラ・ペレイル・ド・ノナンクール
社長のステファン・ダリヤック

 

ローラン・ペリエのプレステージ・キュヴェ「グラン シエクル」に作品番号がついた。

グラン シエクルはメゾン最高峰のキュヴェとしては珍しいマルチヴィンテージ。これは2012年に他界した前会長、ベルナール・ド・ノナンクールのアイデアによる。(中略)

 今後、作品番号がつくことにより、特設サイトにアクセスすれば、当該キュヴェの構成ヴィンテージがわかるようになる。これまで構成ヴィンテージの公開を頑なに拒んできたメゾンが方針転換した経緯について、シェフ・ド・カーヴのミシェル・フォコネはこう明かす。

「私たちは他に真似できないものを造ってきた自負があり、造り手としては他者に手の内を明らかにしたくないという気持ちもあった。しかしながら、10年の熟成が施された類まれなキュヴェを造りながら、市場では正しい評価を得られていないのではないかというジレンマに直面した。現在はコミュニケーションの時代であり、すべての情報を隠すことは不可能と考え、公開することにした」。

たしかに単一ヴィンテージならば熟成期間は明白。しかし、ノンヴィンテージやマルチヴィンテージではそうもいかない。今回の情報公開は、グラン シエクルが10年以上の長期熟成を施した贅沢なキュヴェであることを、世に知らしめる狙いがあるようだ。

さて最新のグランシエクルは作品番号24。(中略)

日本では7月上旬以降、作品番号24とマグナムの作品番号22が順次投入される。

輸入元:サントリーワインインターナショナル (Tadayuki Yanagi)

 

中略部分はWANDS 2019年6月号をご覧ください。
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