第5回PBOカクテル&バーフェスタ2019 開催

8月25日、5回目を迎える「PBOカクテル&バーフェスタ」が、東京・錦糸町の東武ホテルレバント東京にて開催された。スタンダードから卓越の技術を持つスペシャリストの作品まで多彩なカクテルが味わえるブースに、フレアやシェイク体験、33社のメーカーブースなど盛りだくさんのプログラムが行われた。

中でもハイライトとなったのは2つのイベントだろう。まず「PBOファーム・トゥ・グラス」。

ご当地素材を使用した地産地消カクテルのコンペティション。来場者による人気投票でNo.1となったのは東北エリアからのエントリー、宮城県角田産白加賀梅(青梅)の甘露煮を生かしたラムベースのカクテル「テンダーグリーン」。

もうひとつは「東京オリンピックカクテルコンペティション」。東京オリンピックをテーマに8選手がオリジナルカクテルを提供。広島の野間真吾選手の桜尾ジンオリジナルをベースにした「KACHIDOKI(カチドキ)」が選出された。いずれも地方創生、インバウンド需要といった社会の動きとバーテンダーの発想は連動していくべきという主催者のメッセージなのだろう。プロの研鑚は技術だけではない、ということを楽しいイベントの中でも改めて感じさせてくれたコンペティションだった。(Daiji Iwase)

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