いまから30年前、チリワインの輸入量はわずか1,000ケースで、チリでワインを造っていることなど誰も知りませんでした。それが いまでは年間700万ケース、なんと当時の7,000倍に膨らんで、チリという国がどこにあるのか知らない人でも、チリがワインの産地であることを知っています。
じつはチリでは、もう20年も前にシンプル・ヴァラエタルから土地や品種の個性の活きたプレミアムワイン造りへと方針を転換しました。そして、すでに欧米の国々はもとより、お隣の中国や韓国でもプレミアム・チリを楽しんでいます。世界の趨勢から日本だけがすっかり取り残された格好です。
それでも、日本にプレミアム・チリが輸入されていないわけではありません。「安旨ワイン」のイメージが邪魔をして、なかなか陽の目を見ないだけなのです。既存のイメージを打ち破るには、実際に味わってもらうしかありません。
<アンデス山麓の一等地> カベルネ・ソーヴィニヨン、カルメネール
<フンボルト寒流のコスタ> シラー、ピノ・ノワール、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ
<非灌漑で生きる古樹> カリニャン、パイス
<南北エクストリーム・ウエザー> ピノ・ノワール、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン
<海から山へと伸びるコルチャグア> カルメネール、シラー、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ノワール
ぜひ会場に足を運んで試してください。比べてください。プレミアム・チリワインを確かめてください。お待ちしています。
「プレミアム・チリ大試飲会」開催概要
日時 : 11月20日(水)13:30~17:00
会場 : ホテルモントレ半蔵門 〒102-0082 東京都千代田区一番町23-1
「チリワインセミナー」(同日、別室にて開催)
12:30~13:30『プレミアム・チリの新しいフェーズ』
講師 : 番匠國男(元WANDS編集長)
14:00~15:00『カリニャンとパイス、マウレワインの底力』
講師 : イレーネ・パイバ(Iwinesのオーナー兼醸造家。チリを代表する女性エノロジスト。ロバート・モンダヴィとエラスリスの合弁事業でカリテラを担当したあとサンベドロの醸造責任者を経て独立。)
【お申込み】 https://forms.gle/QDXtVkjgQ2nZ5TVk7
【注意】
・一般消費者の方のご入場は頂けません。
・当日お名刺を2枚お持ちください。
・ワインの試飲がありますので、参加は20歳以上の方に限ります。
・お車でのご来場はご遠慮下さい。
主催 : チリ貿易振興局日本オフィスProChile Japan
共催 : チリ貿易振興局マウレオフィス、アルカン、エノテカ、JALUX、日本リカー、サッポロビール、スマイル、サントリーワインインターナショナル、徳岡、ヴィレッジ・セラーズ、ワイン・イン・スタイル、ベリー・ブラザーズ&ラッド、ファインズ
WANDS 2019年10月号をご覧ください。
10月号は「国内ワイン特集2019 長野ワインの現在・過去・未来」
「スコットランドでも建設ラッシュ 今、注目のウイスキー」特集です。
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