RTD「99.99(フォーナイン)」業務用樽導入で食中酒提案加速‐サッポロビール

サッポロビールはRTD「99.99(フォーナイン)」既存4品に限定1品を加えた5品を通年商品として中味・パッケージをリニューアルし3月31日から発売する。また業務用専用樽詰商品2品を2月26日から発売。家庭用・業務用ともに“クリアなうまさ”を提供し、同社のRTD主力ブランドとして食中酒でのポジションを確立。販売計画は前年比140%の670万ケース(250ml×24本換算)に設定する。

リニューアルでは「クリアスムース製法」(特許出願中)を採用し、アルコールのとげとげしい香味や雑味が残らない、後味がさらにすっきりした飲み飽きないうまさに進化させた。フレーバーは定番4品に加え限定品で人気の「クリアシークヮーサー」を追加。パッケージは“NEW”アイコンを刷新しさらにシンプルで洗練されたデザインに仕上げた。
各容量350ml缶、参考小売141円(税別)。500ml缶、191円。alc.9%。品目はスピリッツ(発泡性)①。

 業務用専用の「サッポロチューハイ99.99樽詰」は、飲食店での飲用時品質を追求。有機物割合0.01%未満の99.99%高純度ウオッカを使用した、厚みのある味わいとクリアで飲み飽きないうまさを実現した。飲食店で提供する様々な本格料理とも相性抜群。
各容量10l樽で、〈プレーン〉が参考価格3,190円、alc.8%。〈レモン〉は3,523円、alc.7%。

『ビール類+RTD』で戦略策定
 1月22日には東京・恵比寿の本社でマーケティング戦略説明会を開催。髙島英也社長は今年のRTD事業方針について「RTDは直近10年で市場が1.8倍まで成長。市場環境やお客様ニーズが刻々変化するなか、近年は『食事に合わせる』ニーズが高まっている。流入してくるユーザーの7割超がビール類からで、『食事と楽しめる』ビール類との共通価値に加え、手軽さ、選択肢の広さ、健康に良いオフ系の機能、清涼飲料水感覚の飲みやすさというRTDの独自価値がニーズにマッチしてきた。今後の市場は単体ではなく『ビール類+RTD』で捉えていく必要がある。消費二極化、酒税改正、消費税増税の影響などでビール類からの流入を中心に市場はさらに拡大する。『フォーナイン』を中心に、食中酒としてのポジション確立に注力する」と話した。

食中酒としてのポジション確立へ
 また野瀬裕之取締役常務執行役員営業本部長は「RTD市場は今後も成長が見込まれる。新ジャンルは2010年以降大きな意味では成長しておらず、このまま進むと新ジャンルを超えるのではないかという位置関係とみており、お客様の期待値にどうこたえるか問われている状況だ。一方、業務用でもチューハイ・サワー類は飛躍的に伸びており、家庭用と業務用のクロスシーン戦略で食中酒としてのポジションを確立する。飲食店専用のクリアなうまさで、飲食店の提供時品質を追求。プレーンに対してはシロップを提供し様々な飲み方提案を進める。情報発信の場としてスポーツ施設での提供も注力。札幌ドームや東京ドームでの提供も決まっている。全国7都市での飲用体験イベントで接点拡大を図り、取扱店3,000店を目指す」と説明した。

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