ロバート・モンダヴィのさらなる挑戦 「ロバート・モンダヴィ プライベート・セレクション」

(カリフォルニアワインの父、ロバート・モンダヴィ。あらゆる面で先駆者だった)

絶好調のバーボン樽熟成ワインに、ラムとライウイスキー樽を新投入

米国で新たなワイン・カテゴリーとして急成長したスピリッツ・バレルエイジド。日本でもメルシャンによって投入されたバーボン樽熟成ワインが絶好調だ。そのヒットの根底を探った。

 

樽熟成の魅力にハマる時代の到来

食材のフレッシュローテーションや健康志向・ナチュラル志向から、ワイン愛飲者の嗜好は世界的に軽やかな方向にシフトしている。新樽比率の高いビッグで肉厚なワインは時代遅れ感をもって語られ、樽の要素を抑えて果実やテロワールの特性を際立たせたワインが持てはやされる。

そんな空気が漂っている昨今、意表を衝くかのように注目株として浮上してきたのがスピリッツ樽熟成のワインだった。

プライベート・セレクション
バーボン・バレルエイジド シャルドネ2017(左)
プライベート・セレクション
バーボン・バレルエイジド カベルネ・ソーヴィ
ニヨン2017(右)

米国でのブラウンスピリッツの復活や、クラフトビールの熟成に、バーボン樽やワイン樽を使用するクロスエイジングの価値が浸透したことが背景にある。日本でも、ウイスキーブームを経て、樽熟成のみが実現しうる味わいの魅力を知る消費者の層が厚くなった。飲み手の感覚も磨かれ、樽香ばかりが前面に出たものではなくバランスの良い酒を求める土壌が整って来た。

そんなシーンに大きな登場感をもって現れたのが、昨年2月に日本上陸したロバート・モンダヴィ プライベート・セレクション バーボン・バレルエイジドのシャルドネとカベルネ・ソーヴィニヨンだ。

折しも日欧EPAが発効し、欧州産ワインは関税即時撤廃の追い風を受け伸びるだろうとの明るい見通しの裏で、米国産ワインはトランプ大統領のTPP離脱発言による逆風が囁かれた時勢。米国は圧倒的不利な形勢の中、この2アイテムは市場に大きなインパクトを与え、鮮やかなスタートダッシュを決めて見せた。

(text: Saori Kondo)

メルシャン株式会社 お客様相談室 0120-676-757  URL

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