さらにおいしく、スタイリッシュに。メルシャン「ギュギュっと搾ったサングリア」リニューアル

メルシャンはワインベースの果実酒「ギュギュっと搾ったサングリア」シリーズの中味・パッケージをリニューアルし、7月28日から全国発売する。21日には報道向けにオンライン説明会を行い、サンプル品のテイスティングで“手搾り感”ある果実の味わいを共有。マーケティング部国産グループの永谷洋平氏が「ワイン飲用拡大に向けたバリア低減策のひとつ。新しい価値や飲用シーンの提供により間口拡大を目指す」と話した。

 「ギュギュっと搾ったサングリア」シリーズは2015年3月の発売以来「”フルーティ”で“リッチな果実感”が楽しめるサングリアとして、累計販売本数800万本のブランドに成長。香り豊かなこだわりの「混濁果汁」使用により、果実本来の苦みやピール感が感じられる、みずみずしい果汁感が特長。リニューアルでは、フレーバーごとに複数使用する「混濁果汁」を徹底的に見直し、まるで「家庭で手搾りしたような」リアルな果汁感を実現した。
定番フレーバーは〈オレンジ&カシスMix〉〈グレープフルーツ&パイナップルMix〉〈ピーチ&マンゴーMix〉の3種。パッケージも改良。容量は従来の500㎖ボトルから400㎖スリムボトルに変更。Alc.6%、オープン価格(参考小売500円)。

 永谷氏によると、メルシャンは2020年マーケティング戦略を「ワインファンを増やしながら、メルシャンファンを増やす」とするなかで、まずは「イノベーションによるワインバリア低減により、ワインファンを増やす取り組みを推進している。今年はシードルなどで接点・きっかけづくり、オーガニックワインでエシカル消費への意識の高まりに沿いワインの日常化を進めるとともに、今回は飲用頻度アップに向けて低アル果実酒を大きくリニューアルする」と説明。「『ギュギュっと搾ったサングリア』は2015年、年々ワインユーザーの年齢層が高くなり若年層の新規ユーザー獲得が急務というなかで、若者層からおしゃれなイメージを持たれている『サングリア』で商品開発。今年5月で累計800万本突破と大変好評を博している。アル分6%の飲みやすい味わい、様々なフレーバーで20~30代の支持が高く、ビール類やRTD飲用者の流入率が高い」と話した。

リニューアルのポイントについて永谷氏は「現行品のデザインが”ジュースみたい”“子供っぽい”という声が多く聞かれたことから、よりスタイリッシュにドット柄で“大人かわいい”印象に変更して、お酒のイメージを強めた。瓶形状もよりスタイリッシュにし、一人飲みや女子会でもぴったりな400㎖に変更している」と説明した。訴求ポイントとして「手搾り感」アイコンをボトル前面に配置。
 味わいについてはキリンホールディングス飲料未来研究所の尾崎綾子氏が「手搾りの皮や綿からくる果実本来の自然な苦みとピール感が感じられる『混濁果汁』、果実の味わいを最大限に引き出す、赤、白、ロゼの『ベースワイン』、甘みと苦味を意識して絶妙なバランスの『果実の組み合わせ』の3つにこだわった。また、設立100周年を迎えるメルシャン藤沢ワイン工場の技術力や開発・調達力などの強みを生かし、今までにないフルーティでリッチな果実感を実現した」と説明。
 また、美味しく飲むポイントとして「日常遣いのグラスで気軽に、瓶は一度上下逆さに回して、最初はそのまま、あとで氷・果実・ソーダなど加えて変化を楽しんで」(尾崎氏)と話し、〈ピーチ&マンゴーMix〉とバタークッキー、〈グレフル&パインMix〉とアップルパイ、〈オレンジ&カシスMix〉ともなかなど、手軽なスイーツとのマリアージュを紹介した。

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