- 2020-12-7
- NEWS, Wine, Wines, イタリア Italy

2009年にDOCに認定されてから10年を経て、2020年10月からテッレ・アルフィエーリTerre Alfieriは正式にDOCGに昇格。
コンソルツィオ・バルベーラ・ダスティ・エ・ヴィーニ・デル・モンフェッラートが、以下の情報を発表した。
「テッレ・アルフィエーリ・アルネイス」、「テッレ・アルフィエーリ・ネッビオーロ」の2タイプある。
<テッレ・アルフィエーリ・アルネイス>
ブドウ品種:アルネイスは85~100%、その他のノン・アロマティック白ブドウ品種は15%まで。
収穫量:最大70hl/ha(85キンタル/ha)
熟成:スペリオーレは6か月間熟成
<テッレ・アルフィエーリ・ネッビオーロ>
ブドウ品種:ネッビオーロは85~100%、その他の黒ブドウ品種は15%まで。
収穫量:最大59hl/ha(100キンタル/ha)
熟成:スペリオーレは12か月間熟成(そのうち6か月は樽熟成)、リゼルヴァは24か月熟成(そのうち12か月は樽熟成)
生産地は11の市町村。そのうち7つはアスティ県(アンティニャーノ、セル・エノモンド、システルナ・ダスティ、レヴィリアスコ、サン・ダミアーノ、サン・マルティーノ・アルフィエリ、アスティ県のティリオレ)、4つはクネオ県(カステリナルド、ゴヴォーネ、マリアーノ・アルフィエリ、プリオッカ)。
この名前は、18世紀半ばから19世紀初頭のアスティ出身の詩人で劇作家のヴィットリオ・アルフィエーリにちなんで名付けられた。鮮新世の海洋堆積物からなる土壌、いわゆる「アスティの砂」によって特徴づけられた急峻な丘陵地を含む、地形学的にも特徴的な古代の領地の歴史と使命を表現している。
テッレ・アルフィエーリは、バルベーラ・ダスティ、ニッツァ、ルケ・ディ・カスタニョール・モンフェッラートに加わり、コンソルツィオ・バルベーラ・ダスティ・エ・ヴィーニ・デル・モンフェッラートが保護するDOCGの数は4つとなった。
テッレ・アルフィエーリは、アルネイス(スペリオーレではないタイプ)が年内に発売開始される可能性がある。
「今回のテッレ・アルフィエーリの昇格は、DOCGの幅を広げるだけでなくワインシーン全体を豊かにする結果となりました」と、コンソルツィオ・バルベーラ・ダスティ・エ・ヴィーニ・デル・モンフェッラート会長のフィリッポ・モブリチがコメントした。
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