サンシャイン バー 毛利滋氏に聞く カミュ イル・ド・レ 神戸フレンチハイボール誕生秘話

昨年の神戸開港150年を祝うかのように神戸の街を彩った「神戸フレンチハイボール」は、三ノ宮にある老舗「サンシャインバー」で生まれた。その誕生にまつわる話を店主の毛利滋さんに聞いた。

 

グラスでシャンパーニュを飲むイメージ

毛利滋さん

「神戸フレンチハイボール」が生まれたのは2016年のことだった。「カミュ」のシングル・クリュ・シリーズのひとつである「イル・ド・レ」について輸入販売元のアサヒビール神戸統括支社の川上真一・金子太郎両氏と話している時のことだった。「今のハイボールのトレンドに乗ってみるか?」という着想で始まり、コニャックらしさを出すためにひとひねりし、「グラスでシャンパーニュを飲むイメージでフレンチハイボールと命名した」。

コニャックをボトルごと冷やす店は少ない。だからミキシンググラスで氷とともにかき混ぜながら冷やしていく。オレンジピールの香りをしっかり加え、ソーダアップする。これをフルートグラスで出することで、泡が立ちのぼる様子がオシャレに映るだけでなく香りの華やかさをより感じることができる演出だ。

ただし、フルートグラスでサービスするのを好まない店もあるだろうと想定し、もう少し手軽なバージョンも考案した。タンブラーに氷を入れ、イル・ド・レを入れてからグラス内でオレンジピールを絞り、ピールそのものもグラスに入れてしまう。ステアして冷えたらソーダでアップする。氷でオレンジピールがグラスの下でととどまり、飲んでいてもピールが邪魔にならないという点もミソだ。

 

海がとりもつ神戸とイル・ド・レの仲

「居酒屋ではなく、バーのハイボールを作りたかった」と毛利さん。2016年の5月頃に誕生し、七夕の日に神戸で開催されたアサヒビールの展示会で披露したところ、参加した20店のバーテンダーが全店で採用すると決めた。その後、秋口から本格的にプロモーションを開始し、今では神戸、姫路、西宮、淡路島など兵庫県下で100軒以上が「神戸フレンチハイボール」を扱うまでに至っている。(Y. Nagoshi)

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