フランスのワイン産地での霜害が心配される中、シャンパーニュ 委員会CIVCが霜害に関する速報を以下のように発表した。これ以上被害が大きくならないことを祈る。
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シャンパーニュでは、国内の他のワイン生産地と同様に 4 月 6 日〜16 日までの8日間、厳しい霜の影響を受け、アペラシオン全体の 25〜30%の芽が失われたと見積もっております。局地的な降水量、風の有無、また芽の生育度合いなど区画により損傷の程度は大きく異なり ます。
影響を受けている主な地域は、
Côte des Bar, Le Massif Saint-Thierry, Vitry-le-François, Vallée de la Marne, Château-Thierryの西、Côte des Blancs の南、Côte deSézanneの南
地球温暖化(シャンパーニュではここ 30 年で 1.3℃上昇)、さらに相対的に穏やかな陽気の冬だったため発芽が早く、春霜のリスクにさらされています。ただ、この気候変動による結果は看過しがたいものの、シャンパーニュには35 年以上前から行っているリザーブワインのシステムがあり、収穫量の変動を補うことができるため、市場のニーズにこたえることができます。
2021年4月21日エペルネ
お問い合わせ:シャンパーニュ委員会日本事務局
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