ホップとレモンが融合する「スプリングバレー ゴールデンサワー」は夏に最適!

スプリングバレーブルワリー東京で数量限定発売開始された「スプリングバレー ゴールデンサワー」(同時に京都でも数量限定発売開始/ゴールデンサワーの酒税上の品目は発泡酒)は、レモン色をしている。レモンをまるごと使っているというけれど、どのぐらいレモンっぽいのだろうか。早速、代官山を訪れてヘッドブリュワーの古川淳一さんに聞いた。

 

「今回は、まさにこれからの蒸し暑い季節をイメージして開発しました」と、古川さん。「結構レモン寄りです」と笑う。

これまで、温州みかんや八朔、柚子や酢橘といった柑橘類は扱ってきたが、レモンは初試み。その背景にはなんと、RTDをはじめレモン味の絶大な人気があると言う。

「単にレモン味が流行っているからと言うよりは、ビールを追求しているなかでビールにない部分を加え、甘味、酸味、苦味のバランスを変えて、より幅広い方々に飲んでいただきたいのが主旨です」。

今の時代、ビールだけではなく複数の酒類を併飲している消費者の方がとても多い。酒類の楽しみ方の幅が広がっている。甘くなく食事に合うというビールの特性も、ビールらしさも残しつつ、さまざまな味わいを見つける旅に出ているようなものだと喩える。型にはまならいビールを求めアプローチをしていくなかで、まずレモンに目をつけた。

色々なクラフトビールのスタイルの中で、一定のカテゴリーには入らないようだ。いわゆるフルーツビールに近いけれど、少し異なる。なぜかというと、発酵中ではなく発酵終了後にレモンを加えることで「ビールと馴染みつつレモンの華やかさを最大限に引き出す」という工程を経ているからだと言う。

 

どのぐらいのレモン感なのか、気になる。グラスに鼻を近づけると確かにレモンが香る。ビールっぽくはない。口に入れる。とってもフレッシュな酸で、心地よい軽快感でスッキリとした味わい。これは確かに蒸し暑い季節に良いなぁ、と思っていると余韻でビールだとわかる。ホップの香りとほのかな苦味がしっとりと残るからだ。なるほど!

でも、出来上がったビールにレモン果汁を加えてもこうはならないのだろうか?

「ビールとレモンが馴染まないと思います」と、きっぱり。

仕上がりについては、「ほぼねらい通り」と言う。さあ、これがゲストからどのような反応が返ってくるのか。さまざまな味わいを見つける旅はまだまだ続く。次は何が開発されるのか、楽しみにしたい。

(Y. Nagoshi)

スプリングバレーブルワリー東京

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