フランスのリキュールメーカー、ジファール社が主催する国際カクテルコンペティション「ジファール ウェストカップ」のワールドファイナルが9月26、27日にフランス・アンジェで行われ、フランス代表のブノワ・ブイヤール(Benoît Bouillard)氏が世界一の称号を手にした。
日本代表の竹田英和氏(Bar 霞町嵐/東京都)はトップ3入賞は叶わなかったものの、熟考されたプレゼン力とパフォーマンスで高評価を獲得した。
「ジファール ウェストカップ」は、137年の歴史を誇るジファール社が、1997年から2年おきに開催している国際カクテルコンペティション。今回は25年目の記念の年にあたり、世界で1,000人以上の応募の中から予選を勝ち抜いた18名のバーテンダーが出場した。日本の参加は今回が初めて。
大会は、創業者のエミール・ジファールが原点のミント風味リキュール「マント・パスティーユ」の開発・製造を手掛けたかつての蒸留所で開催。各国代表が今大会のメインテーマである「Listen to the Flavours」に基づく“音楽と融合したカクテル”の他、 マント・パスティーユを使用したオリジナル・カクテル作成のという2種の競技に挑んだ。
2位はGrante Lee氏(台湾)、3位はDavide Barbieri氏(イタリア)が受賞。
日本代表の竹田氏はChallenge1は上位3位に食い込む高得点をマークしつつも、 総合得点で上位3位入賞は逃した。 しかし、審査員からの評価も高く、日本代表の存在感を世界に示した。
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