
世界からワイン、リキュール、スピリッツを輸入販売するユニオンリカーズが、新たに日本酒の事業をスタートさせた。数量限定品の国内販売から始めているが、すでにアメリカとヨーロッパでの商談が進行中。近々、輸出にも力を入れていく予定だ。新事業の立ち上げに社内も活気づいているようだ。
洋酒の輸入販売を専門に取り組んできた同社が、日本酒の、しかも輸出事業に踏み出したのは、「コロナ禍を経て会社の今後の展望を考えたから」と、アルフォンソ・マルティン社長は言う。

アルフォンソ・マルティンさんセビリャ大学法学部卒業後、日本に交換留学生として来日。2001年にユニオンリカーズ入社。以来、日本とスペインで活躍。2002年、スペインのシェリー原産地呼称委員会より「ベネンシアドール・デ・メリト」の資格を授与される。2016年に社長就任。
続きは、WANDS 10月号
【特集】ワイナリー数は400場超に 日本ワインの行方/深淵に触れる ウイスキーの新たな潮流
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