ビール酒造組合、2023年春の「STOP!20歳未満飲酒」プロジェクトをスタート

ビール酒造組合と会員のビール5社(アサヒビール、キリンビール、サッポロビール、サントリー、オリオンビール)は20歳未満の飲酒防止を目的とした「STOP!20歳未満飲酒」プロジェクトを今年も展開していく。
2005年から行っているもので、4月と12月のキャンペーン期間中に「STOP!20歳未満飲酒」の広告の露出を高め、メッセージの認知向上と20歳未満飲酒防止の浸透を図る。

4月の広告展開では、お酒は20歳以上であることを強調する広告デザインを主体に、少量飲酒の容認(本人も周囲も少しのお酒くらいなら・・・と考える)NGと自己判断の容認(若者の自主性に任せて・・・と大人が考える)NGのキャッチコピーに刷新し、4月月間で「STOP!20歳未満飲酒」を告知する。YouTubeをはじめSNS等のデジタルメディアへの広告投入により、メインターゲットである10代と親世代を中心に認知を高める。

 Webサイトは昨年にリニューアルしており、10代のための学習コンテンツを拡充。キャッチーなイラストを用いたデザインに変更しただけでなく、学習指導要領に沿った内容に改訂している。
また、動画や理解度チェックテストは小学生向け、中学生・高校生向けを用意し、レベルに合わせて学習できるように工夫。学校の10代の飲酒防止教育の授業等で、学習コンテンツが利用されることを期待している。
「STOP!20歳未満飲酒Webサイト」(https://www.stop-underagedrinking.com/)

コンビニエンスストア、スーパーマーケット、ドラッグストア、カラオケボックス等の店舗内では「STOP!20歳未満飲酒」のPOP類を掲出し、20歳未満飲酒防止の告知に取組む。
協力団体は、日本フランチャイズチェーン協会、日本チェーンストア協会、日本ボランタリーチェーン協会、日本カラオケボックス協会連合会。
同組合の調査(2022年12月実施)によると対象年齢のキャンペーン認知率は9割強と高い水準で推移しており、20 歳未満の飲酒率の低減に貢献していることが明らかになっている。

 

WANDSメルマガ登録

関連記事

ページ上部へ戻る