- 2024-7-10
- Wines, その他 Others
左から「ピヴォット」、「スパークリング」、「タイムレス」。「ピヴォット」は針ではなくチューブを使用している分、単価も抑えられた。ワインは1か月、日本酒なら半年は風味を保てる。
三種のコラヴァン
二足のわらじを履く発明家グレッグ・ランブレヒト氏
さらにコラヴァンを進化
ワインの消費現場を一変させたコラヴァン開発者グレッグ・ランブレヒト氏は、脊椎インプラント手術に関わる医療装置開発会社も経営する。コラヴァンは昨年発売10周年を迎え、従来の「タイムレス」に「ピヴォット」と「スパークリング」が加わった。
ランブレヒト氏にこれら三種の特徴について聞いた。
取材・文 名越康子
グレッグ・ランブレヒト氏(右)が前回コラヴァンの初披露のため来日したのは2018年だった。その時にプロモーションに使用した赤ワインの残りをインタビュー中にグラスに注いでくれた。赤はマルキ・ダンジェルヴィルのヴォルネイ・フルミエ2012年、白はレスプリ・ド・シュヴァリエ2015年だったが、酸化が進んでいる様子はなかった。ランブレヒト氏が手にしている「スパークリング」は、すでにシャンパーニュの大手メゾンをはじめ生産者が多く採用しているそうだ。「タイムレス」(左)も含めて、残りのワインを冷蔵庫やワインセラーで保存する場合、縦ではなく横置きのほうがより保存状態が良いそうだ。コラヴァンは60か国以上で販売され毎年伸長中。販売先は米国に次ぎフランス、英国、イタリアとオーストリアの順番で、日本は10傑入りしている。生産者、飲食店、個人客などさまざまな層に使用されており、販売数量は100万個を突破したという。
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続きは、WANDS 7-8月号
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