HBAジュニアカクテルコンペティションキリンカップ2024」 北川育美氏(名古屋観光ホテル)がグランプリ

キリンビールと日本ホテルバーメンズ協会(HBA)で共催する「第12回HBAジュニアカクテルコンペティション KIRIN CUP2024」の決勝大会が11月6日に東京・品川プリンスホテルで開かれた。
グランプリは、名古屋観光ホテルの北川育美氏が獲得した。

このカクテルコンペは、若手バーテンダーの育成を目的にHBA会員の29歳以下のバーテンダーを対象として隔年で実施しているもの。全国での支部予選を勝ち抜いた18名のバーテンダーが出場し、「キリン ジャパニーズウイスキー 富士」を題材として、キリングループのコーポレートスローガンである「喜びがつなぐ世界へ」をテーマにカクテルメイキングの技術や発想力を競い合った。
北川氏の創作カクテルは「ゆいのふじ」。シングルモルトジャパニーズウイスキー富士30㎖、ジャパニーズクラフトリキュール奏Kanade<桜>15㎖、トックブランシュ マスカット10㎖、小岩井生乳100%ヨーグルト5㎖、和三盆1/2tspを加え、花穂紫蘇をガーニッシュに添える。モルト原酒の作りわけから生まれる多彩なフレーバーから、フルーティ感を『陶酔』の花ことばを持つマスカット、クリーミー感をヨーグルトでさらに膨らませた。


またスーパーファイナルで披露した創作カクテルは「トワイスアップ・シェーク」。シングルブレンデッドジャパニーズウイスキー富士30㎖、富士山雪解けの水30㎖をシェーカーに注ぎ、氷を1つ入れてシェーク。バーゼネストで氷の破片を取り除きながら、カクテルグラスに注いで完成。提供温度に気を配った飲み方を提案した。 また、ファイナリストは京王プラザホテルの増田洸太氏、ホテルJALシティ仙台の髙橋光氏。ベストテクニカル賞は京王プラザホテル増田洸太氏の「Ancient Dream」、ペスト・ネーミング賞は名古屋観光ホテル北川育美氏の「ゆいのふじ」、キリン特別賞にはホテルニューオータニ大阪清水砂甫氏の「Mt.Lily」がそれぞれ受賞した。

WANDSメルマガ登録

関連記事

ページ上部へ戻る