ベルギービールの話題 ビアパブ探訪① スパニッシュ&イタリアンバル「赤バル レッツェ 赤羽店」

ノーツ(東京・赤羽)が経営する「赤バルレッツェ」は2011 年10 月に1号店(赤羽店)をオープンし、2号店(池袋店)もある。

JR 赤羽駅東口から繁華街として知られる一番街商店街を入るとすぐに辿り付ける。

全国800 店以上あるといわれる『ヒューガルデンホワイト』樽生店でもトップレベルの売れ行きを誇っている。

4種類のグラスの前で寄木一真店長

寄木一真店長は大学卒業後、飲食店店舗開発などにも携わった経験があり、「ヒューガルデンを飲むならあのお店」と言わしめる全国屈指のお店を作り上げた。赤羽は2015 年1 月に深夜ドラマ『東京都北区赤羽』が放映されて全国区になったのも追い風となった。

タップは5本。ヒューガルデンホワイト、ギネス、バス・ペールエール、ベル・ビュークリークと国産ビールを取り揃えている。

ヒューガルデンホワイトは1杯780 円で飲める。昨年10 月の6周年の創業祭では1杯600円で提供したところ、20 L樽生が月間40 本空いたという。これは2000 杯に相当する。通常でも月に12 ~ 16 本は出ている。他のビールも提供してのこの数字は確かに凄い。「アツアツの窯焼きピザ(480 円)を頬張りながら、小麦のビールを飲むのは格別」というわけだ。平均客単価は3000 円から3500 円。

「ビールは鮮度が命なので、樽生の回転率が良い店のビールはおいしい。それが評判となり人が人を呼ぶ。いつ来てもおいしいねと言われるのが嬉しい」と寄木店長。

そのフルーティーな飲みやすさから女性ファンが多いと思いきや、意外と足繁く通う常連客は40 ~ 50 歳代の男性客が多いという。

さらに盛り上げるための工夫を寄木店長に聞くと、「六角形のグラスが欲しいというお客さんが多い。創業祭では通常の420ml、倍の840ml に加えて、バケツサイズの4.2L で提供したところ、シェア飲みして、SNS で拡散することで、人が人を呼ぶという効果があった。そうした遊び心を取り入れるのも一考」という。(A.Horiguchi)

赤バル レッツェ 赤羽店

東京都北区赤羽1 - 12 - 4 1F、30 席(カウンター18 席)。営業時間16:00 ~ 23:30(不定休)

トップ画像:バケツサイズのグラスでシェア飲みする遊び心も

WANDSメルマガ登録

関連記事

ページ上部へ戻る