2019 ブルゴーニュ最新情報

AOCブルゴーニュから一部昇格
新生AOC Bourgogne Côte d’Or

 

広域にわたる地域名アペラシオンであるAOCブルゴーニュ。その中から新たなAOCが創設された。ブルゴーニュ・コート・ドールだ。地理的呼称付きのブルゴーニュと同格で、求めやすい価格帯でありながら、より高品質を目指す。去る2月21日、ブルゴーニュ地方の街ソーリューにあるレストラン・コート・ドールで、その初ヴィンテージとなる2017年のお披露目会が開催された。

 

黄金の丘の特徴を表現する区画の選りすぐり

日差しをたっぷり浴びる丘の斜面のブドウ畑。ご存知の通り「黄金の丘、コート・ドール」の名前の由来となる風景だ。この「コート・ドール」の名を冠したAOCが20年の準備期間を経てINAOに認められ、2017年ヴィンテージから施行された。これまでのAOCブルゴーニュは、シャブリやオーセロワのあるヨンヌ県から、シャロネやマコネのソーヌ・エ・ロワール県まで、南北の広い範囲にわたって「ブルゴーニュ」を名乗っていた。2016年まではその広域なAOCブルゴーニュに含まれていた中から、厳選された40村の区域がブルゴーニュ・コート・ドールとして独立した形だ。ディジョンの南からマランジュに至るコート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌのエリアで、ヴォーヌ・ロマネやジュヴレー・シャンベルタン、ムルソーといった著名AOCヴィラ―ジュの周辺に位置する。そしてブルゴーニュ・コート・シャロネーズやブルゴーニュ・コート・ドーセールといった14の地理的呼称付きのブルゴーニュと同格のAOCとなった。多くの人に満足してもらえる価格帯でありながら、厳選された黄金の丘の区画のブドウで、よりよい品質を目指した生産方法で……(つづく)。(Tomoko Inoue)

つづきとLa Trilogie en Côte de Nuits、所有者交代で新たな息吹 Clos de la Commaraine は、
WANDS 2019年6月号をご覧ください。
6月号は「夏のスパークリングワイン」「ビール」「チリワイン」特集です。
ウォンズのご購入・ご購読はこちらから
紙版とあわせてデジタル版もどうぞご利用ください!

 

関連記事

ページ上部へ戻る