最北の権威「ハイランドパーク」取り扱い開始ー三陽物産

三陽物産は1月から取り扱いを始めたシングルモルトウイスキー「ハイランドパーク」の報道関係向け披露会を2月14日に東京・千代田区の東京支社で開催した。

 「ハイランドパーク」はスコットランドのオークニー島で1798年創業。スコットランド最北端の蒸留所で、最も権威ある蒸留所のひとつに数えられている。創業者マグナス・ユンソンはヴァイキング直系の子孫で、ハイランドパークでは彼のウイスキー造りに対する厳格な基準や妥協を許さない取り組みなど220年以上経った今もその伝統と職人の技を守り続ける。1997年にエドリントン社とウィリアム・グラント社の共同出資会社1887カンパニーが買収し現在まで所有。
製品を象徴する五大要素のうち、「ピート」は樹木が育たない厳しい環境だからこそ生まれる純粋なヘザーピートを使用。表層のフォギー(約8000年前)、中層のヤギー(1万2000年前)、深部のモス(1万6000年~2万年前)を使い分け、独特のアロマティックかつバランスが取れたスモーキーな香りを生み出す。「フロアモルティング」はスコットランド全体でも6蒸留所のみが継続しているなかの一つで、テニスコート大のフロア5面を使って人の手で丁寧に行う。
「オーク樽」は8割がスペインで手造りされてオロロソシェリーを2年熟成させたシェリー樽を使用。残り2割はバーボン樽で、独特のフレーバーと天然の色合いを生み出す。「気候」は冬2℃~夏16℃と安定した環境下で、ダンネージ式の3~4段の熟成庫でゆっくりと熟成。「フルマチェレーション」として、ボトリング前に最大150の樽を厳選して1つのバッチとしてブレンドし、それを最低1カ月後熟させることで最大の特徴である力強いバランスを生み出す。
コアレンジの「ハイランドパーク12年ヴァイキングオナー」は輝かしいアンバーのナチュラルカラーで、ヘザーハニーの甘さとピーティーなスモーキーさが香る。味わいは丸みを帯びたスモーキーな甘さがあり、モルト感が口に広がる。フィニッシュはヘザーのヒントと少しスモーキーで甘い余韻が長く続く。Alc.40%、700ml、参考小売4,200円。
また「同18年ヴァイキングプライド」(Alc.43%、700ml、1万5000円)、限定品「同ヴァルクヌート」(Alc.46.8%、700ml、7500円)、「同フルボリューム」(Alc.47.2%、700ml、1万1000円)をラインナップ。また「同40年」(Alc.48.3%、700ml、47万円)の取り扱いも予定。
岡田浩幸社長は「ウイスキー市場はハイボール人気を背景にすそ野が広がり、活性化している。今後もウイスキーの本質的な価値を伝えていく」と話した。

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