サントリーHD、「石川金沢配送センター」稼働開始 北陸での物流効率化図る

サントリーホールディングスは8月からグループの新配送拠点「石川金沢配送センター」を稼働させた。北陸における物流効率化を図る。

同センター(所在地:石川県白山市鹿島町1-9-3)は延床面積16,000平方m。取扱商品は酒類、清涼飲料各種。出荷対象エリアは北陸3県(石川県・富山県・福井県)。業務委託先は若松梱包運輸倉庫(株)。

この稼働に伴い、9か所あった北陸の倉庫が1か所に統合され、倉庫間で貨物を稼働させる必要がなくなる。また自動倉庫システムが導入されており、庫内作業に必要な人員数が大幅に減少するとともに、荷受けの対応にシフトできるようになり荷受け可能時間が拡大することで、ドライバーの待機時間を減らすことができる。

輸配送網や倉庫の運用を効率化することで、従来と比較して、年間あたりドライバーの労働時間を約4,400時間、トラックの輸送距離を延べ約165,000㎞、CO2排出量を約150t削減できる見込み。

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