- 2023-9-2
- Events, NEWS, Wines, フランス France
今年で3回目を迎える「渋谷フレンチフェスティバル2023」(通称シブフレ)が、今月末に開催される。主催はフランス農業・食料省。恒例の立食回遊イベント「ル・マルシェ」、フランス産ワイン&ビーフを振る舞う「レストランウィーク」、東急グループ各店舗の「フレンチフェア」で、期間中は渋谷の随所でフレンチグルメを楽しめる。今年は新たにチーズのポップアップブースも登場。
■9月30日(土)と10月1日(日)は「ル・マルシェ」の日
「シブフレ」の目玉、「ル・マルシェ」は今年も週末2日間で、屋内と屋外の2会場で実施する。なお環境に配慮し、今年から使い捨てのプラスチック容器の使用をストップ。料理は紙パック、ワインはグラスで提供する。
「ル・マルシェ〜ターブル・デ・シェフ」(屋内)
会場:渋谷スクランブルスクエア12階「Scene12」
(事前予約・入れ替え制)
1日3名、2日で計6名のシェフがゲスト出演。人気シェフがイベント限定メニュー(スペシャリテ、フランス産ビーフを使った一品、デザートの3品)をその場で提供。ワインはシャンパーニュのドゥ・ヴノージュやボルドーのドゥルト、IGPペイドックを提供。80分の時間入れ替え制で、各回の定員は60名。前売り券(1枚330円分のフード・ドリンク用チケット12枚綴り、3,300円)はPeatix経由で販売。当日券は空きがある場合のみ会場販売。
1日に参加する福田順彦シェフ(東急ホテルズ&リゾーツ/セルリアンタワー東急ホテル 総料理長)は、「渋谷が今、どんどん美食の街に変化している。今回はフランス産ビーフがテーマ。噛めば噛むほど味が出てくるそのテイストをぜひ楽しんでもらいたい」と話す。
「ル・マルシェ〜グランテール」(屋外)
会場:渋谷ストリーム前 稲荷橋広場
(入場自由・時間制限なし)
キッチンカーが来場し、フランスの惣菜やフランス産ワイン、シャンパーニュなどさまざまなドリンクを楽しめる。会場にはワインエキスパートやソムリエ資格をもつスタッフがいるので、注文時にワインに関する質問もできる。そして今年はHuluオリジナルドラマ『神の雫/Drops of God』とコラボし、専用ブースを設置。
■10月1日〜10月15日 フランス産ワイン&ビーフ「レストランウィーク」
多様なフランス産ワインを楽しめる「ヴァン・ド・フランス レストランウィーク」は渋谷ストリーム、渋谷ヒカリエ、渋谷マークシティ、東急プラザ渋谷、東急ホテルズ渋谷エリアの一部店舗で開催。フランス産牛肉を味わえる「フレンチビーフ レストランウィーク」は東急ホテルズのホテル内レストランで開催される。参加店舗一覧はシブフレ公式サイトに掲載。
■10月1日〜10月15日「フレンチフェア by 東急グループ」
東急プラザ渋谷ほか渋谷エリアの各店舗で、家庭で楽しめるフランスの食材フェアを実施。ワインやフェア限定デリ、雑貨などを販売。
■9月30日(土)と10月1日(日)「フレンチチーズジャーニー・トゥ・シブヤ」
会場:渋谷MODI 1階店頭プラザ
今年から始まった新イベント。フランス産チーズの試食、チーズに合うドリンクの販売、チーズプロフェッショナルによる1日5回のミニセミナーを開催。
「シブフレ2023」に向けて、8月31日にセルリアンタワー東急ホテルで記者会見が行われた。ゲスト挨拶した在日フランス大使館のラファエル・ケレール経済公使は、「フランスの食材は半世紀以上も前から日本に普及し、多くの愛好家がいる。一方で、フランスの食はとっつきにくい、複雑というイメージを持たれることもあるようだ。しかしフランスの食は洗練されたレストランだけでなく、日常の料理の中にもある。新たな楽しみ方を発見していただきたい」と期待を寄せる。
会場となる東急グループ各店を運営する東急株式会社は今、渋谷の大規模な再開発プロジェクトを進めている。堀江正博 取締役社長は、「美食の国フランスの食の感動体験が、日仏文化交流の大いなる一路となることは間違いない。新しいカルチャーの創造とガストロノミーの発展がここ渋谷で始まることを期待している」と意気込む。
昨年からさらにパワーアップした「シブフレ」で、フレンチグルメをたっぷり楽しもう。
「渋谷フレンチフェスティバル」
公式サイト:https://www.shibufre.info
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